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ただのにっき

2009-12-02(水) [長年日記]

TweetDeckのリスト機能はヘビーユーザには使い物にならない

愛用しているTwitterクライアント「TweetDeck」が待望のLists対応と聞いたので、出たばかりの0.32.0に置き換えてみた。TweetDeckはfollowerをグループ化して、タイムラインをいわゆる「クラスタ」で分けて見ることができるのだけど、TwitterのListsが登場してから機能的な棲み分けが難しくなっていた。ようするに「グループはListsで置き換えちゃえばよくね?」ということだ。

さっそく既存のいつも使っている5つほどあるGroupをListにコピーしてみたのだけど(スクリーンショットはその画面)、Groupの方は頻繁に更新されるのに、Listsはちっとも更新されない。よくよく設定を見てみたら、APIによるListの取得間隔が20分になってるの。ありえんわ。

それでは、とListsの更新間隔を短くしてみたら、APIの取得制限にひっかかるような設定にしかならない。ああ、つまりそういうことか。

Group機能は、自分のタイムラインを取得してから(APIは1コール)、手元のグループ分け情報に従ってローカルで分類するけど、Lists機能はリストごとにそれぞれ取得しなくちゃいけなくて(APIはリストの数分コールされる)、だからリストの数が多くなるとそれだけ取得間隔が長くなると。

follow数が3桁4桁は当たり前のTwitterヘビーユーザにとって、タイムラインはせめて1分間隔で更新されないと使い物にならない。ということは、Listsを使ってはダメってことだなぁ。というわけで、もとどおりGroupに戻したのであった。

Listsが使えると、follow通知メールからfollow返しをして、そのままListsに登録、TweetDeckの方はなにもいじらなくても新しいfollowerを適切なグループで見られる……という流れが作れて便利だと思っていたのになぁ。ちなみに、Group→Listの変換機能はあるのに、逆はないのであった。とほほ。

なお、TweetDeck 0.32.0には、公式RT機能対応やLocation対応、LinkedIn対応など、その他にも新機能が目白押しなので、オススメです(メモリやCPUパワーが潤沢ならという条件付で)。

Tags: twitter