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ただのにっき


2009-09-20(日) [長年日記]

グスタフ、2週間経過

明日でちょうど2週間になるので、(医者の見立てが正しければ)生後5週間くらいということになる、子猫のグスタフ。やや便秘がちだったり、今日あたりはちょっと風邪っぽいのを除けば、おおむね健康、元気いっぱいに育っている。動きが速くなったものだから、なかなか動画を撮れないのだけど、膝の上でのんびり毛づくろいをしていたので撮影した。子猫が毛づくろいをするだけの動画なんて、誰得な気がしなくもないが。

離乳食もだんだん自力で食いつくようになってきて、ミルク卒業も秒読み段階。おしっこは誘導しなくても勝手にするようになったけど、トイレの場所はまだ覚えてくれない(のでティッシュを持って追い掛け回している状況)。あと、爪とぎのポーズをするようになったので、いちおうダンボール製のツメトギを買ってきたけど、まだバリバリやる感じではないかな。

Tags: gustav
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ゆう [はじめまして~。ニコニコから来ました♪ トイレは、おしっこの付いたティッシュをトイレ砂の上に置いて「トイレはココ!」..]

ただただし [そういうセオリーっぽいのはやってるんですが、なかなか。 まぁ、こういうのはある日突然できるようになるものだから、急か..]


2009-09-19(土) [長年日記]

川崎 0-2 浦和@等々力競技場

image 鹿島が負けたからって、一緒に仲良く負けなくてもなぁ。それにしても今日は、勝てる気がぜんぜんしなかった。

DFのプレスは皆無で、ゴール前まで簡単に運ばせてしまうし、パスミスは相変わらずだし、これで失点するなという方がむちゃだよなー。

Tags: frontale
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s.sawada [いい夕焼けが出ましたね。]

ただただし [左側の照明がちょっと入っちゃったのが残念でした。もう少し右に移動すればよかったんだけど(笑)。]


2009-09-18(金) [長年日記]

beBitのTwitter活用が上手い件

Twitterをマーケティングに使う手法は色々と試されているけれど、BtoBではなかなか目に見える成果を上げられないようだ。そんな中、Webコンサルティング方面で有名なbeBitが面白い使い方をしている。ちなみにbeBitのTwitterアカウントは@beBit_Japan

beBitはTwitterでユーザビリティに関するクイズを1日3回出題している。beBitのfollowerはそれに答えていくことで、ユーザビリティに関する知識を高めていけるという仕掛けだ。これがどう「上手い」のかというと:

得意分野に注力している

beBitはユーザビリティに特化したコンサルタントとして著名なので、事例は豊富に持っている。そのためこの手のネタには事欠かない。クイズの内容はそれほど特別なものではないので、多少Webユーザビリティをかじったことがあればわかるものが多いが、実際の経験に裏づけされた解説が説得力を持つ。

さらに、得意分野を踏み外さないという点も重要だ。ネットで不用意な発言をすると簡単に炎上してブランドイメージを傷つけかねないので、こういうところに進出するのに躊躇する企業は少なくない。beBitは自信を持って発言できる範囲でのみ勝負しているため、炎上リスクは最小限だろう。

followerとの対話が自然にできる

なんといっても、クイズを出すというのがいいアイデア。followerは回答を寄せることでbeBitと対話ができる。一番難しい「見知らぬ人との対話のきっかけ作り」をこれでクリアしている。

また、面白かった回答や模範解答を取り上げて、一種の「表彰」をすることで、followerの自尊心をくすぐるのも上手いし、取り上げられなかった人も「次こそは」という気になるから、興味を持続してもらえる。

出題時間を決めてある

Twitterで企業が「つぶやく」時の最大の課題は「いつ」つぶやくか、という点だ。どうせならもっとも効果の高いタイミングで情報を出したいわけだが、followerたちがいつ自分の発言を注視してくれているかさっぱりわからない。また担当者をTwitterに張り付けておくのも(人件費的な意味で)難しいので、followerからの返信にタイムリーに反応できない。

beBitはこの問題を、自分から時刻を限定することでクリアしている。クイズの出題を朝・昼・夕の3回に決めているので、followerはその時間に beBitに注目していればいい。さらにbeBitの担当者も一日中張り付いている必要がないので、人件費の問題も解決できる。


このTwitter上の活動でbeBitにどんな得があるのか。毎日3つも事例を出してしまって、「手の内」をさらしすぎではないのかという疑問はある。

が、ユーザビリティに関するセオリーというのは、わかっているものはほとんど公知である一方、新しい知見は日々発見されている。事例を積み上げたところで新しい発見ができるわけではないので、beBitにしてみればたいして痛くはないだろう。むしろ豊富な事例を裏づけにすることで、ユーザビリティに関する権威付けを強化して、ブランド力が向上すると見るべきだ。

実際、beBitをfollowしている企業のWeb担当者は、次に自社サイトのユーザビリティ改善をするとなったら、beBitに声をかけることをまず考えるだろう。Webサイトを開設して待ち構えるだけでなく、Twitterのような新しいチャネルを使って積極的にブランド力を強化する、beBitの戦略はそうとう賢い。

関連する日記: 2009-10-30(金)

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