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ただのにっき

2009-09-07(月) [長年日記]

大変だ、庭で子猫を拾ってしまった!

出勤のため玄関を出て、いつもは道路のある左側を向いて歩き出すのだが、ふと何かを感じ、右を見たら芝生の上に見慣れぬ物体が。最初はネズミかなにかの死体かと思ったのだが、よくよく見るとちっさい子猫だ。「げー。どこの誰だか知らないけど、猫の死体とか置いていくなよ」と思いつつ、つついてみたら動いた。ぎゃー、生きてるじゃん!!!

慌てて抱えあげて、窓からかみさんを呼んで手渡し。数日前から近所で子猫の声がしているのは気づいていたんだが、今朝になって捨てたか。冗談じゃないよ、まったく……。かみさんから「(おれが)あんな声を出すのはバイクが盗まれたとき以来だ」と言われた。そりゃ、いくら日ごろは冷静沈着なおれでも、あるべきものがなかったり、あるはずのないものがあったら動揺しますがな。

手のひらにすっぽり入るくらいの小ささ、目は片方しか開いていないので、生後10日~2週間くらい? 病院に連れて行ったりペットショップへ買出しにも行かないといけないので、車を運転できないかみさんだけ残して仕事に行くわけにもいかず、午前半休に。子猫ならしかたないよね!

9時オープンの近所の獣医に連れて行くと、蚤がかなりいることがわかったので、フロントラインでびしょびしょにされる。ということは野良猫の子供か。自宅で生まれちゃったので手に負えなくなって捨てて歩いたってことかね。こんな時期に親猫から引き離すとか鬼かいな。性別はオス。生後3週間くらいではないかとのこと。もう片方の目もこじ開けられて、とりあえず元気そうなのでそのまま帰宅。

それから(死んだように寝ている子猫は家に置いて)10時オープンのペットショップへ出かけ、ミルクと哺乳瓶を購入。ペット用品は高いのぅ……。帰宅してもまだ寝ていたので、そのままかみさんに任せて仕事に出た。

この日記の古くからの読者は知っていると思うが、5年前の夏にも子猫を拾っている。というかあの時は向こうから飛びついてきたんだけど、なんか強い猫磁力があるなぁ、おれ。このあたりには野良猫いないはずなのに……。いずれにせよ、かみさんの猫アレルギーというハードルがあるので、元気いっぱいなオス猫をこのまま飼えるかどうかわかんないけど、当の本人は飼う気満々なので、まぁしばらくは様子を見てみることに。

ところでかみさんがこの子猫のことをなぜか「グスタフ」と呼び始めているのだが(愛称「ぐーちゃん」)、そのまま定着してしまいそうである。まぁ、調べてみると史上最大のカノン砲の愛称でもあるらしいので、逞しく育ちそうで悪くないかも知れんね。

とりあえず動画撮った。うちに来ると有無を言わさずニコ動でさらされるということで。

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