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ただのにっき

2009-06-19(金) [長年日記]

Amazon API認証のPROXYを書いたよ(AmazonのAPI認証導入はOSSに対する挑戦だよなぁ(4))

あれから、なんと即日で回答が来た:

ご提案いただいている

アプリ --(ASIN)→ PROXY --(ASIN+秘密キー)→ Amazon

の方法でしたら、ライセンス上問題となりませんので、対応につきご検討いただけますと幸いです。

ニヤリ。

掲示板の方には書いていないが、言うまでもなくPROXYもFOSSとして公開するわけです(もちろんsecret keyは含めずに)。というか、サンプル的な意味合いを込めて、プリミティブな実装をGitHubにあげておいた:

amazon-auth-proxy

tDiaryのamazonプラグイン実装は、デフォルトでtDiary.org上に設置したこのPROXYを呼び出すようにするつもりだが、ご存知のようにtDiary.orgは第一tDiary.Netと同居している関係でちと負荷が高め。なので、自前でsecret keyを準備できる人はamazon-auth-proxyを自分のサーバに設置して利用するといいだろう。

もちろんこのPROXYはopen proxyなので、tDiaryに限らず誰でも利用できる。というか本当に認証部分しか代行しないので同じインタフェースで異なる実装も簡単だ。Railsアプリにしてもいいし、別の言語で実装してもいい*1。そういうPROXYが各地にたくさんできれば、JavaScriptからAmazon APIを利用するのも手軽にできると思う。

ゆくゆくはbot化したPROXY(もちろん自動的に自身専用のsecret keyを取得する)がクラウドにばら撒かれて、どんどんどんどん増殖し、Amazonの認証APIを有名無実化……おっと、ついSF方向に妄想が。げふんげふん。

Tags: amazon ruby

*1 個人的にはAmazon EC2上で運用する人が出てくるとネタ的に面白いのでぜひ。