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ただのにっき

2008-10-29(水) [長年日記]

車載マウントを半自作した

いろいろ探してみたものの、けっきょく出来合いのマウントには自分のニーズに合ったものが存在しないということがわかったので、カッとなってパーツで買ってきた。旋盤使って材料から作るのを「自作」と呼ぶなら、パーツをバラで買ってきてオリジナルを組み立てるのは「半自作」というところか。ちゃんと合うかどうか、すげー不安だったが。

「これならいけそう」と思ったのは、ヨドバシでManfrotto 386B NANO CLAMP(写真下)を見つけたから。よく見かけるSLIKのクランプは、ゴツくてデカくて重いので避けたかったんだが、これは小さいのに精度が高そうなカッチリ感があり、しかもこのサイズで1/4インチと3/8インチのネジ穴が切ってある。ラチェット式のハンドルとか、なかなかこだわりのあるデザインで、さすがイタリア製。

これに、3/8インチ⇔1/4インチのオス-オスの短いアダプタ(写真中)を介して、SLIKの自由雲台SBH-60(写真上)をつける。アダプタだけ真鍮製で色が合わないが、落ち着いたら色を塗ろう(←面倒くさがりなのでたぶん塗らない)。中央に開いた穴にドライバを差し込んで、しっかりねじ込む。

さっそくハンドルバーにつけてみたところ。見よこのミニマム感。まるでワンオフみたい。

吸盤マウントのときにあったようなグラつきはいっさいなく、非常にソリッドな感じに付いている。これは期待できそうな予感(逆に細かい振動を拾ってしまうかも知れないけど)。あー、こりゃ週末が楽しみだ。