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ただのにっき


2008-06-18(水) [長年日記]

反逆者の月2―帝国の遺産― (ハヤカワ文庫SF)(デイヴィッド ウェーバー)

いやー、なんつうか、しょうもないスペオペだなぁ。いや、スペオペは元来しょうもないものなので、それはそれでいいんだけど。

前作の舞台設定をスケールアップさせただけで、ようするに少年ジャンプっぽいプロット。そういう量的な部分を排除していくと、ぜんぜんSFじゃなくなってしまい、残るのはたんなる艦隊戦を描いた戦争モノだ。遠い未来の話なのに、軍事組織が現代とまったく違わないなんて、白けるよなぁ。

セリフの中にカッコ書きがあるとか、翻訳もちょっとひどい。スペオペなら、もっとリズム重視の翻訳をして欲しいものだ。

たぶん続編は買わないと思う。

Tags: book

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