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ただのにっき

2007-07-21(土) [長年日記]

宇宙研一般公開

今日はISAS(宇宙研)の一般公開日ということで、行ってきた。相模原に長らく在住していながら、毎年万オーダーの人が来場すると聞いて(人ごみがきらいなので)一度も行ったことがなかった。でも今年は、惑星協会のメルマガで的川さんが:

今回は私が最後のご奉公として一般公開の実行委員長を務めていますので

と書かれていたので、的川さんを心より尊敬する立場としては、行かないわけにはいかないよナァ!

というわけで、きっと駐車場はいっぱいだろうから相模大野からバスで行ってきた。PASMOが使えるようになって路線バスも使いやすくなったよな……と思っていたら、神奈中で使えるのは一部路線だけだって! うがー。バスには大きなお友だちしか乗ってなかったので不安になったが、会場にはわんさとチビっこがいた。有意義な夏休みだな、諸君。たいへんよろしい。

やはり「はやぶさ」の展示は人気で、一番広くていい場所を占めていた。実物大模型を見上げるだけで涙が出てきますよ。はやく帰って来いよなぁ。さすがに知らないことはほとんどなかったが、イトカワの模型に小バエのようなはやぶさの模型がちゃんと貼り付けてあってなごんだ。

打ち上げが9月に延期されてしまった「かぐや」も、順当な展示。成功祈願の寄せ書きがあったので、ちゃんと書いてきた。

思いのほか面白かったのが、「すざく」「ひので」「あかり」の展示で、なんといってもプレゼンが上手い。写真は、ひのでの観測結果のプレゼンなんだけど、自転する太陽の映像をプロジェクターで映しているだけなんだけど、スクリーンが半球形。これだけの工夫でリアリティがぐっと上がる、いいアイデア。

これはすざくかな。ブラックホールでできる重力レンズを説明するために、PCにつないだUSBカメラの映像を、中央にブラックホールがあるかのようにリアルタイムで加工して見せるプレゼン。重力レンズがここまでリアルに感じられた説明は初めて見たよ。すばらしい。

探査機を使った科学の成果は、手元にブツがないから説得力のあるプレゼンが難しいと思うけど、こういう創意工夫があるのはいいねぇ。

一方、ブツがある分、圧倒的にアドバンテージがあるはずの月・惑星探査ローバのデモは、なんだかショボショボで期待はずれだった。研究途中でうまく動かないのは仕方がないと思うけど、なにより観客がいることをぜんぜん意識していない、つたなすぎる説明がどうにもこうにも。学生主体だったようだけど、もっとがんがれ。

ブツがあると言えば(たぶん毎年同じことをしている可能性が高い)レールガンのデモは迫力勝ち。せっかくなのでビデオにしてみた。

かなり大きな音がするのはわかっていたので身構えていたけど、それでもカメラを持つ手がビクってしてるなぁ。でも同じYouTubeにあがっていた昨年のビデオの方がビビりまくりで面白い。いくらなんでも動揺しすぎだ。むむ。どうやらツッコミをくれているmaru-baさんらしいなぁ。今年の分もだいぶ動揺している(笑)。

これで、融けたり裂けたりしたターゲットのサンプルでも展示してあればなお良いのにね。

その後、ロケット系の展示をぶらぶらと見てまわってから、子供たちのお楽しみ、ペットボトルロケットの発射模様を横目で見ながら、屋台でお好み焼きを買って終了。はやぶさTシャツはSサイズしか残っていなくて買えず。だいたい2、3時間で一通り見て回れる。来年も行くかな。かぐやの成果が出てるだろうし。