ただのにっき
2007-06-01(金) [長年日記]
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反逆者の月 (ハヤカワ文庫SF)(デイヴィッド ウェーバー)
スペオペとしてはまぁ、ふつうに楽しめた、かな。もっとも、及第点はあげられないが。
なんといっても、最初の100ページだけで設定を全部説明しつくすという大胆構成はちょっとなー。まぁ、はっきりいって目新しさはないし、変に謎めかすよりはいいかも知れないが。
あとは、核兵器の扱いがぞんざいすぎる。書き手がアメリカ人で、読み手が日本人だから、温度差があるのはしかたがないとはいえ、やはり連中の描く「核」には真剣味が足らん! と思う。