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ただのにっき

2007-05-17(木) [長年日記]

管理職研修で北島マヤになった話

今回受けているのはいわゆる管理職研修で、すでに受講した同僚にどんなセミナーだったのか聞いてみたら「ものすごく厳しかった」とか「自信を崩壊させられた」とか、なんだかやたらと抽象的で不吉な噂ばかり。ありがちな、無駄に体力を使わされる軍隊式の古臭いセミナーなのかと恐怖におののいて参加したわけだが。

蓋を開けてみれば、講師をして「ロールプレイ」と呼ぶ、ようするに「部下に仕事を与える」とか「部下を誉める」のようなシチュエーションに沿って自分でシナリオを書き、役どころになりきって一人芝居をするというスタイルだった。思わず

「ふたりの王女」のオーディションかよ!!

と心の中でツッコミを入れてしまった。つまり、"優秀な管理職"の仮面をかぶればいいってことだ。はっきりいって、そういうのは得意すぎる。得意すぎて困るくらいだ。他の受講生が四苦八苦する中、自分だけさっさと課題をこなしてしまい、しまいには講師が用意したシチュエーションが尽きてしまったので「オリジナルのシナリオを作ってください」とまで言われる始末。まさに『ガラスの仮面』にあったあのシーンのようなアリサマであった。

まぁ、ふつーの管理職だったら、こんな課題は苦痛だろうなぁ、そりゃぁ。でもこういうの、最近急増中(?)のプレゼン大好きソフトウェア開発者だったら、みんな楽勝でこなすんじゃないだろうか。つーか、「管理職ごっこ」が上手だからといって、すなわち「良い管理職」とは言えないんじゃね?

ちなみに、「ふたりの王女」のオーディションは、文庫版だと14巻あたり?(12巻じゃなくて14巻だったので後日訂正) マヤが一人芝居を通して復活していくシリーズのクライマックスにあたるあの場面が、おれは『ガラスの仮面』の中で一番好き。そんなマヤに同調できた点が、今回のセミナー最大の収穫であろう(いいのかそれで)。

ガラスの仮面 (第14巻) (白泉社文庫)
美内 すずえ
白泉社
¥681