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ただのにっき


2006-09-25(月) [長年日記]

SF魂 (新潮新書)(小松 左京)

この歳になっても大真面目でSFに対する愛着を語れるって、すごいな。たいていは、ちょっと斜に構えちゃったりするもんだと思うんだけど。いや、この歳だから言えるのかな。そうかもな。

と、結末にだけは上記のように感動したものの、「こんなに薄い本で小松左京の何が語れるのやら」という心配をしたとおり、残念ながら年表に本人のコメントが付いた程度の内容。その上おれは、最近まで日経新聞の「私の履歴書」で毎朝似たような話を読んでいたのである。おかげで新鮮味のカケラもなかった。とほほ。

(無茶な要求だというのは重々承知の上で)やはり小松左京には、こんな自伝的ノンフィクションではなく、本気のSFで大ボラかまし続けて欲しいよ。というわけで、ぜひとも生きてるうちに『虚無回(以下大宇宙の意志により検閲)

Tags: book
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
ムムリク (2006-09-26(火) 10:27)

最近の写真を見るとだいぶ歳をとったなあという印象ですものね。

ただただし (2006-09-26(火) 12:39)

歳とったというより、小さくなっちゃったのがショックですねぇ。小松左京と言えば巨体というイメージが……

woods (2006-09-26(火) 13:17)

この勢いでしぼんでいくと最後にはブラックホールになって何もかも呑み込んで消えてしまいそうな感じです。「小松左京氏の内的宇宙」?

ただただし (2006-09-26(火) 14:03)

いやいや、太陽系に侵入してきたブラックホールに向かって飛んで行くんじゃないかな(ただいま点火中)
#こんなジョークは間違いなく既出だと思うが


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