ただのにっき
2006-08-06(日) [長年日記]
■ 国立天文台野辺山特別公開
人ごみが嫌いなので、こういう施設の公開日にはあまり行かないのだが(目と鼻の先に住んでいるに相模原キャンパスに行ったことがないのはこのため)、野辺山の特別公開ではディッシュに触れるようなので行ってみることにした。
研究施設ということもあり、説明員は学生が多くて、「おれの説明を聞いてくれ」オーラが出まくりで、行列が長くなろうがおかまいなしの熱心さである。が、「(今触っているアンテナの)表面はカーボンです」とか平気で嘘を言ったりもするのがご愛嬌である(実際は内側5列がカーボンで、外側2列はアルミである)。他にも、ALMAの展示で「電波干渉計は1960年代から……」と書いてあるのを教授(?)に「1950年代だろうが!」とツッコミを入れられていた。
■ 臼田はお休み
しかたがないので、反射板の隙間を通り抜けてくる陽光や、広い敷地に落ちた主鏡の影を撮影したりと、なんだか無駄な時間をすごす。いいんだ、それでも楽しかったし。
久しぶりに展示室に入ったら、DVDでビデオが流れるようになっていた。衛星・探査機の追尾に着目したビデオで、日本・世界各地にある、JAXAのアンテナが次々と登場するという萌え映像満載。「はやぶさ」の帰還が2007年ということになっていたので、製作時期はやや古いが、これ売ってくれないかなー。家宝にしますぜ。