トップ 最新

ただのにっき

2006-02-21(火) [長年日記]

トリノオリンピック(5)

カーリング、スイス戦はこてんぱんにやられてしまったようだ。まぁなー、イタリア戦を見ていても、今日は小野寺の調子がイマイチだったし、しょうがないか。これでおれのオリンピックは終わったよ……。いやいや、いちおうフィギュアの荒川静香は応援してるけどさ。

そう言えば、ブクマ経由で考えて欲しいNHKのカーリングという記事を見かけた。支離滅裂で記事として成立していない、かなりひどい文章。それはさておいてもこの武田薫というライター、カーリングに(個人的に)興味がないのはかまわないんだが、これだけ盛り上がっている空気が読めないというのは、ギョーカイ人としてまずいんじゃないのか。

「有名」になるのはけっこう大変

昨年末あたりからWeb方面に仕事が変わって、商談対応で客先や取引先を訪問することが増えた。ほとんど毎日のようにどこかに出向く日々。

で、まぁ、人並みの自意識は持っているので、名刺を出すときにちょっとドキドキするわけなんだが、一度も気づかれたことはない。今日行ったところなんてブログ屋さんなのに、ビタイチ反応なしである。「tDiaryのただただし」であること自体は仕事の上でほとんどメリットがないので(ないんですよ)、わざわざ名乗ることはしていないが、ここまで無名扱いだと逆にすがすがしい。いかに自分の住んでいる世界が狭いのかを実感する。

まぁ、おれ自身は有名になるために何の努力もしていないけど、オープンソースプロジェクトで何かすることで「有名」になって、それをさらに仕事に生かすのは、並大抵のことではかなわないような気がする。とくにこの世界、「運」の要素もかなり多いし。だから「有名人になれ」なんて、ほとんどなんのアドバイスにもならんのとちゃうか……なんてことを、まつもとさんの「有名」になることを読みながら思った。

そういう意味で、おれなんかより10万倍は有名なはずのまつもとさんが、NaClの「広告塔」としてどれくらい機能しているのか、興味があるな。対費用効果とか。たとえばNaClはけっこうCOBOL仕事もやっていると聞いたことがあるけど、そっち方面には広告効果はないよね、たぶん。一方で、広告塔が有効に機能する仕事もあるとは思うけど、じゃあそれがNaClにとってどれくらいメリットをもたらしているんだろう?


余談。名前つながり(?)でこんな記事を見つけたけど、最初の1ページだけ読んで挫折した(笑)。つーか、こんなネタで20ページも書けるなんて、それだけですごい。