2005-09-19(月) [長年日記]
■ ABUロボコン北京
昼からBS hiでやっていたので見る。日本(東大)、悲願の初優勝だそうで、どんな戦いだったのかと思ったら、すげえ際どい対戦ばかりで、ほとんど「運」のおかげのような……。まぁ、それが勝負というものか。
それにしても、日本チームのロボットというのは、どうしてああ華奢でちっこい傾向があるだろう。零戦のメンタリティか? 打たれ弱いところまで零戦そっくりだよなぁ。対戦国がどこも重量級で押してくるもんだから、見ていてヒヤヒヤだったよ。個人的にはライトウェイトな機械が好きだけど、変な美意識にこだわってる間に、アジアのほかの国々にパワーで押し切られちゃわないか心配だ。
■ 映画『DOOM』
おれはQuakeからFPSに入った人なので、DOOMはほとんどプレイしてないんだけど、この映画は雰囲気出てるなぁ。つーか、ゲーム画面そのままのアングルってどうよ。こんなの見てたら、存在しないマウスのボタンを無意識にカチカチしてしまうのは間違いない。はやく見てぇ〜。
■ 鳥人間コンテスト
今日は工学DAYか。
夜は日テレの「鳥人間コンテスト」を見て楽しむの巻。来年で30回だって。継続は力だなぁ。今年は、30年前にはまさかここまで飛ぶようになるとは夢にも思わなかったに違いない……というルール変更が。Uターンして戻ってこれるというのである。
で、老舗の日大理工がじっさいにUターンして途中まで戻ってみせた。うーん、面白すぎる。たまらん。マシントラブルで墜落するところまで含めて、ドラマだのぅ。
蛇足: 最初「鶏人間コンテスト」と誤変換してしまい、それはアリかもとか考えてしまった。忘れっぽさを競う大会。おれはいいセンいく自信がある。
あのアングルで自分の意思とは無関係に動いて、しかも大画面なんかで見たら気持ち悪くなりそう…。
どうかなぁ。3D CGじゃなくて実写映像だから、酔わないんじゃない?
ロボコンについての裏話。
世界各国は予選トーナメントを勝ち抜いたチームが代表になるのに対し、日本代表の一次予選はNHKの書類審査。変な美意識をもって設計しないと通れない。そんな悲しい現実が・・・。参考までに・・・m(__)m
んー、裾野が広い国で一次が書類審査になるのは当然だと思うし、それが華奢でヘナヘナしたロボットだけを通過させるフィルタになるとは限らないと思いますが。そもそも大会中に改良するのは禁じられてないわけですし。
NHKによる書類審査は、「テレビ映えする」ことが重要視されるようです。そのため、勝利するためだけに機能を絞ったものではなかなか書類審査を通過しないようです。
# ただ、ABUとか言う前の国内のみの地味な時期での経験談なので、今はどうか知りませんが
少なくとも昨日の放送を見る限りでは、大きくて強そうで多機能な他国のロボットはたいへん見栄えがしていましたから、その説も弱いと思いますよ。それに近年では、高専ロボコンにも単機能ロボットが出てきてますよね
hsさんもNHKロボコンに出場されてたのですか!なんだかうれしいですね♪私もNHKとABUに出場しました。
高専ロボコンに書類審査は無いので置いておきます。大学部門の書類審査員の方と話す機会がありました。「強そうなロボットが勝つのは当たり前」とのことです。
ABUで感じたのですが、ただ単に勝つだけではないロボットを日本は求められているようです。その期待に応えられてないところは情けないところです。。。『技の日本』として日本が育っていくことを私は期待しています (^^)v
なるほど。面白い話が聞けました。ありがとうございます。柔道に通じる価値観を感じますね。
個人的にはそういうこだわり、嫌いじゃないんですけどね。負けたときの言い訳にさえ使われなければ;-)
http://whitebug.net/?date=20050919#p01
whitebug's Diary
[Movie] Universal Pictures :: Doom :: In theaters October 21
キターーー(ただのにっき(2005-09-19)経由)。予告編も観られるけど、ゲームと同じ視点だ!これは怖い!あと、Look Insideのビデオで使われているのが映画のBGMだとしたら、あの第一作DOOMの名BGMを結構いい感じでカバーしているかも知れない。 それにしても、Windows3.1..