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ただのにっき

2005-07-25(月) [長年日記]

ナンバープレートなぜ隠す?

R1200GSの写真がだいぶたまってきたので、zphotoでアルバム化してみた。なかなか便利なり。

で、せっかくなので公開しておこうと思ったんだけど、なぜか後ろから撮った写真が多いので、ナンバープレートがモロに写ってるのばかりなのに気づいた。モザイク入れるのめんどくさいなぁ……。

でも、そもそもなんでネットで公開するバイクや車の写真では、ナンバープレートを隠す文化があるのか。よく考えると意味ないような。いつも公道上をナンバーさらして走ってるのに、ネットでだけ隠してどうする? それとも、おれの気づいていないセキュリティリスクがあるんだろうか?

警察に見られたら困る説

警察は、ナンバーと所有者を結びつける情報にアクセスできるから、これは個人情報だ。例えば日記に犯罪を示唆する内容を書いて(200km/h出したとか)、一緒にナンバー入りの写真を掲載したら、両者を結び付けられて検挙されるかもしれない。でも日記の内容は証拠にならないから、実質的な問題はないはずだ。デジカメ写真だって証拠にならんだろうから、アリバイの証明にも使えないように思う。よって、警察に見られてもたいして困らない。

知り合いに見られたら困る説

奇特にもおれのバイクのナンバーを暗記する人がいて、「たださん、こないだ××にいたでしょう」なんて指摘をされたら、(場所によっては)バツが悪い思いをするかもしれない。もしくは、かみさんに「おたくの旦那、あんなところに出入りしてるんですね」とか告げ口されたら。まぁ、たいしたリスクじゃないよなぁ。かみさんにも隠しごとはしてないし(笑)。

知らない人に見られたら困る説

一般人に、ナンバーとおれの個人情報を結びつけられる心配はほとんどない。よってリスクはないだろう。

……ということで、別にナンバー見せても困らないじゃん? と思うんだけど。どうだろ。もうちょっと考えて、それでも問題がないようならそのまま公開しちまおう。

はてなマップがずれまくり

auケータイのGPSで位置情報を付けた写真が、はてなマップ上では違う場所を示してしまう。

これは、image_gps.rbプラグインからリンクした、Mapion上の地図。左上にある白旗神社の場所に、正しく赤い「+」マークが入っている。

いっぽう、同じ写真をはてなフォトライフに上げて、そこからはてなマップに飛ぶと、右下の画像アイコンがある位置がソコだとおっしゃる。いや、そこは消防署ですから。

これって、ここに出てるような話が原因なのかな。困ったもんだなぁ。

はてなマップがずれまくり(2)

先の件日本測地系だからではという指摘をもらう。いやいや、どの写真もケータイのGPSを使ってるから世界測地系のはずでっせ……と、手元にあった別の写真をチェック。めんどうなのでstringsコマンドでそれらしき文字列を探すと、ほら、ちゃんと「WGS-84」って入ってるもん。

念のため、件の写真をダウンロードして同様にチェックする……と、TOKYOって書いてあるやんけ! なんでかなー、と記憶をさぐると、この写真、GPSで現在地を測位したあとで、EZナビウォークの地図上で確認、少しずれていたので修正したのだった。つまり、ケータイ上で測位したときはWGS-84でも、地図上で修正するとTOKYOに変わっちまうと。けったいな仕様だな、なんとなく背景はわかるけど(笑) >au(もしくはSANYO)

さらに、はてなフォトライフは測地系をまったく見ていない。この疑惑、実は18日の日記でおぼろげながら発覚していたんだな。カシミール3Dで付けた位置情報の測地系が「WGS-84」でなく「WGS84」とハイフンが抜けているのをkpさんが発見、でもフォトライフは問題なく表示できている。これはハイフンの有無を吸収しているか、測地系をまったく見ていないかのいずれか。今回、後者だと判明したわけだ。

というわけで、直して! >id:naoya (※ここははてなアイデアではありません)

週刊東洋経済

買ってきた。ブームの端っこにいる者としていちおう(笑)。

内容はまぁ、可もなく不可もなく。技術的にはツッコミどころもあるけど、経済誌的にはこんなもんか。あ、後半のビジネスブログの記事は、取材も多くてバリエーションもあり、なかなかよかった。

それより、マーケティングの失敗話の記事でSUBARU R2の話が出ていて、R1を買おうとしてる人間としてはなかなか面白かった。というのも、R2は賞もたくさん取って、売れるとにらんでいたのにぜんぜん数が出なかった。ユーザ層を完璧に読み間違えていたという趣旨なんだけど、それを学習してか、R1を買いに来たおれたちへの営業トークは「お客様はお目が高い」「これは数を売る車じゃないですから」といった感じだったのだ。ちゃんと失敗から学んでいるのは確かなんだけど、それでいいのか、という気もしなくもない。