ただのにっき
2005-07-01(金) [長年日記]
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ヒューマン -人類- (ハヤカワ文庫 SF (1520))(ロバート・J・ソウヤー)
三部作の二作目。偶発的なファーストコンタクトだった前作に対し、今作は少し計画的になり、ますますファーストコンタクトSFの様相を呈してくる。まぁ、そのつもりで読めばいいのだが。
ベトナム戦没者記念碑前のシーンはなかなか感動的だし、それに続く議論は、迫力もあり納得もいく。ネアンデルタールの世界観は、理性的で論理的。おれの趣味に合うなぁ。あっちの世界に住みたいかと聞かれれば、ちょっと躊躇するけど。樹の家には住んでみたいが。
次作に続く謎(というか大問題)や、波乱の予感を含ませて終わるので、できれば次作が出てから読みたかったところ。早く出ないかな〜。