ただのにっき
2005-06-07(火) [長年日記]
■ S・ジョブス、認める--アップルのインテルチップ採用が確定
いやー、発表まで本気でガセだと思ってたんだけどなー。マジだったのか……。これで、PCはIntelアーキテクチャ、ゲーム機はPowerPCアーキテクチャ、ときれいに分かれたわけやね。
AT互換機ではないと思われるので、WindowsとMacOSの両方が動くマシンを夢見るのはやめておいた方がいいと思うが(そもそもデュアルブートはダサい)、PentiumM搭載で熱設計が楽になって、小型軽量のノートが作れるようになる可能性に期待だ。持ち歩けるPowerBookなら購入候補に入れてやってもいい。ただし、1kgを切ることが絶対条件。
■
星空の二人 (ハヤカワ文庫JA)(谷 甲州)
谷甲州らしくない表紙なので不安があったが、的中した感じ。どうにも、80年代に粗製乱造された悪しき日本SFのにおいがプンプンする。
ワンアイデアのストーリーに、無理やりお手軽でくさい結末をつけただけの「谷甲州もどき」やら、バカになりきれていないバカSFもどきやら、どうにも楽しめない話ばかり。読者が谷甲州に期待している重厚感は、かけらもない。世紀の変わり目にこんなレベルの短編書いてたらあかんだろー。