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ただのにっき


2005-03-11(金) [長年日記]

見た目じゅーよー

一昨日、日経の朝刊を読んでいてちょっとびっくりしたのが一目瞭然検索エンジンMARSFLAGの一面カラー広告。プレスリリースだけ出して「あとは口コミで認知されればいいですから」的な新サービスばかり見てきた身としては、逆に新鮮なプロモーションであったよ。

で、試してみたけど、やっぱ見た目はけっこう重要だなぁ。こういう表現されると、やっぱ楽しい。ただ、イロイロ検索してみると、検索エンジンとしての性能はぜんぜんダメっぽく、実用にはちょっとね……。「tDiary」を検索したときは文句なかったんだが、自分の名前やIT系企業名を試してみたあたりからメタメタな結果ばかりが。「富士通」で検索したらトップが「@nifty」ってのはどうなのよ(笑)。folksonomyを使ってるとか言ってるけど、大事なのはアルゴリズムじゃなくて結果やろ。

で、呼応するようにして(?)MM/Memoにも一部にサムネイルが付くようになった。これ、各ユーザのメモで表示されるようになるとかなり利便性が上がるんじゃないかなぁ。スクリーンショットは記憶に強く結びついているから、タグよりも検索性が高い。近過去のメモを記憶に頼って探すときには、サムネイル付きの方が早そう。

#追記: とか言ったとたんにつきましたよ!! こりゃいいわ。もっと大きくてもいいかも。

野村万作・萬斎 狂言への誘い@グリーンホール相模大野

もういい歳なので古典芸能にでも親しもうではないかということで(やや嘘)行ってきた。狂言デビューである。出し物は「舟渡むこ(知かんむりに耳)」と「蝸牛」。でも「ショートショートのハチャハチャみたい」なんて感想を抱いたら台無しですからッ、このSF者め! いや、面白かったデスけど。

萬斎の芸は、どこまで「伝統」でどこから「独自」なんだろうな。数を見ないと判断できないが、感覚的にはすごく「現代的」で、他の演者からはやや浮いていたような。かみさんによればあの人は、現代劇をやらせてもちょっと浮くらしいので、今は微妙な立ち位置にいるんだろう。このさき歳を重ねて、さらに独自の道を歩むのか、それとも伝統に引き戻されるのか、興味深いところ。

いっぽう万作はイイね! ファンになりそう。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
a.k (2005-03-14(月) 08:56)

にほんごであそぼの人かな(^^; > 萬斎

ただただし (2005-03-14(月) 10:46)

子供番組ネタはわかんねーよ!(笑) そうみたいだけど >にほんごであそぼ
映画「陰陽師」の野村萬斎デス。


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