トップ 最新

ただのにっき

2004-02-21(土) [長年日記]

Linuxか、Windowsか

メインマシンにDebian Sargeを入れかけたまま、いまだにXを入れ損ねている。その間の作業は、LibrettoのWindow 2000からsshやsamba経由でアクセスしていて、はっきりいってなんの不都合もない(Librettoのメモリ不足で遅いのが困るくらい)。こうなると、無理してデスクトップをLinuxにする意味があるのか、真剣に悩んでしまう。

そもそもこの日記を書き始めたのは、MicrosoftがなかなかWindows NTのバージョンアップをしないのにしびれを切らし、それじゃぁLinuxに乗り換えるか、と考えたのがきっかけだ。Windowsはその後、Windows 2000を経てWindows XPとなり、忌むべき9x系はめでたく消滅した。となると、Windows XPには新たにアクティベーションというマイナスポイントが増えたものの、ファイアウォールの内側で使う分には、それ以外のデメリットはあまり感じられない。

一方LinuxのGUI環境は、ここ数年でずいぶん進歩したものの、まだまだWindowsに追いついたとは言い難い。Windowsではほとんどの操作をキーボードだけでできるが、Xのアプリケーションではマウスなしには使えない場面がまだまだ多い。KDEはLinuxで使えるもっともユーザビリティの高いデスクトップ環境だと思うが、KDEだけで環境構築できるほど充実していない。他のデスクトップ環境向けのアプリを混ぜたら最後、統一感のある操作性はとうてい得られないままで、これは数年間ほとんど変化がない。

このほかにもX周辺はバッドノウハウのかたまりで(フォントまわりが代表的)、それ自体を楽しむ気力がなければ、とてもついていける状況にない。おれはインストールも環境設定も、大嫌いなんだよ、実は。正直なところ……疲れた。

コンピュータを使って本当にやりたいこと……主にプログラミングとWebサイトの運営……は、Debianを入れたサーバを用意してその上で行う。で、そのサーバにアクセスするThin ClientとしてWindowsマシンを用意し、GUIは一手に任せてしまうのが、実は一番回り道が少ないんじゃないかと思い始めている。

U-23: 日本 2-0 韓国

このチーム、タレント揃いなのに連携もしっかりしていて、面白いわ。個人技とチームワークがうまくかみ合っていて、バランスがいい。TBSも平山ばかり映してないで、もとまんべんなく映すべきだったと思うぞ。