ただのにっき
2003-11-09(日) [長年日記]
■ ひさびさに休日出勤
……の前に投票。うちの選挙区、市内の他の地域から隔離されて別になっちゃったので、民主優勢から自民優勢になってしまったんだよなぁ。まぁいいか、敵は強い方が燃えるぜ!(違)
■ プラネテス(2)
いやいや、同じ土俵で比較するものではないでしょう。リンク先に登場する人たちは単なる無知。一方、今回のプラネテスは、キーになる場面では忍者たちが軽やかにとんぼを切るわ、低重力を活かしたオチが用意されているわと、制作者は間違いなく月面の環境についてよくわかっている。にも関わらず、通常の場面では地球上とまったく同じように歩いたり走ったり。手を抜いているとしか思えない。
無知よりも、怠惰の方が罪が重い。同じ理由で『COWBOY BEPOP』も嫌いなんだよね、おれ。ともかくアニメ版『プラネテス』は、上記の点を除外しても、脚本のダメさ加減がどうしようもない。原作と設定が違うのは仕方がないとしても、テーマまで失うなよ。
■ (8043) Fukuhara
宇宙つながり……というわけではないけど。
Webサイトを運営していたことが縁で(?)、自分の名前を星に付けてもらえるなんて、素敵すぎて目がくらむ。あー、もう、心底うらやましい。
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凶獣リヴァイアサン〈上〉 (創元SF文庫)(ジェイムズ・バイロン ハギンズ)
なんか「B級っぽいタイトルだなぁ」と思いつつ買ったんだけど、ホントにB級だった……。ほんまにこれ、21世紀のSFかいな、と読み進めると、「486DX2-50」なんて記述が出てきて愕然。調べてみたら1995年の作品だった。なんでこんなの翻訳するんだよ……。
最初に説明される「リヴァイアサン」の凶悪なスペックも、後半に行くにしたがってどんどん忘れ去られて、しまいにはただの巨大トカゲになってしまう。そうしないと人間が勝てないからだけど、御都合主義もいいところ。
派手だけど中身からっぽのハリウッド映画にしたらいいと思った。小説としては時間の無駄。