ただのにっき
2003-10-25(土) [長年日記]
■ キル・ビル(2)
ビル・ゲイツは、Vol.2まで出てこないようでした。がっくり。
いやー、聞きしに勝るバカ映画でしたな。プレミアスクリーンの大スクリーンだったので、大バカ映画。たいへん楽しゅうございましたよ。
公開前から日本描写についていろんなコメントがあったけど、バイクや航空機に漏れなく日本刀の収納場所があるような世界なんだから、まじめに論じること自体がアホらしいような……。あれはifの世界だろ。警察もないみたいだし。それにしても、エンドクレジットにあんなにたくさん日本人の名前が出てくる洋画を観たのは初めてだ。
あと、血しぶき評論家(なんだそれは)としては、あの流血量もなかなか。血に弱いかみさんはちょっとダメだったようだが。最近の血しぶき映画と言えば「座頭市」だが、予告編のあまりに「赤インク」っぽい血しぶきのせいで観る気をなくした身としては、「キル・ビル」の血しぶきは色合いといい粘度といい、記号としての血液のデキが格段。ああでなくちゃ。
ところで、ルーシー・リューはいいな。チャリエンでアホなアメリカ人をやってるより、ずっといい。
■ 日本ブレイク工業(2)
よくよく見てみると、歌詞のページにはWMAファイルが埋め込まれているんだな。音質は悪いから、やっぱりCDは欲しいけど。
おれはと言えば、#tDiaryの有志によってMP3化されたファイルをもらってきて、さっそくiPodへ。今日はずーっとループで聴いてたよ。歌詞に山本正之の遺伝子を感じるね! 韻を踏んだ駄洒落とか、ちゃんとあるし。