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ただのにっき

2003-10-10(金) [長年日記]

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)(小川 一水)

最初に出たのが第一巻で、きっと三巻くらいまで続くんだろうと思って買うだけで読まずにいたら、二巻で終わりだって。ありゃま。というわけで、一気に読了。小川一水はSFマガジンの読みきりで気に入ったので期待していたが、期待にたがわぬ良質SF。通勤電車で読んでるのに、涙腺緩みっぱなしで困った。

我が敬愛する半村良師匠によれば、小説に紛れ込ませる嘘は小さければ小さいほど良い。近未来SFだからぜんぶ嘘ではあるものの、楽観的な未来社会は「もうちょっと頑張ればこんな未来を手にできるかも」と思わせるレベルでぎりぎりリアルの側にとどまっている。そこに、常識破りの新型ロケットという絶妙な「嘘」を外挿することで、民間企業による月面開拓を実現させてしまうのだから、盛り上がらんわけがない。

挫折はあっても必ず解決する、ロマンスはあってもお色気はない(ないのかよ!)、という宇宙開発SFの王道だ。オススメ。願わくば、倍の長さがあってもよかった。もっと長いあいだ読んでいたかった。

ところで、表紙イラストの幸村誠で思い出したが、「プラネテス」のアニメ、温泉にうつつを抜かしてる間に第一回を見逃したことにいまごろ気づいた。げー、ショック……。

Tags: book

palmOne Tungsten E(2)

houkouがこんなサイトを見つけてくる。うーん、やっぱ直輸入は安いな。初代pilot1000を、アメリカ出張のついでに買ってきた時を思い出す。

誰かアメリカ行くついでに、買ってきてくれる人はいないか(笑)。うちの会社、さいきん海外出張皆無なんだよねー、不況だなぁ。

できる! ウェブログ

Sleipnirタブ整理。笑いながら読んだ。2ヶ所ほどツッコミ。

2003/07/16 (ja)「JBA」発展的解散。

「自称」発展的じゃないか?

2003/秋/xx (ja)書籍「Weblog Handbook」邦訳版発売。

「秋」っていつまででしたっけねぇ……。いや、待ってるんですが。

独習Scheme三週間

これもSleipnirタブ整理。本は読み終えたけど、実用的なコードを書かないのでまったく身に付いていないScheme。これも読もうと思いつつ、ちぃとも読む暇がないのであった。

tDiary: posttdiary.rbスタイル対応

やっとスタイルに対応させた(というか汎用のフォーマット指定オプションを 付けた)のでテスト。ちなみに写真は東海大宇宙情報センターの11m。