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ただのにっき

2003-06-22(日) [長年日記]

pcspecs:SPC18 - Debian(2)

e100ってIntel謹製のドライバだったんだね。

FDDもないマシンにファイルを持っていく方法として、USBメモリも存在することに気づいて「これだ!」と思ったのもつかのま、Woodyのデフォルトカーネルが2.2だということを思いだしてがっくり……ダメじゃん。

Kernel 2.4.20(?)にはe100が内蔵されているそうなので、最初から最新のカーネルが使われていればこんな苦労はなかったのだな。つーわけで、Gentoo入れよう。コイツはたぶん2.4.20だろう。

pcspecs:SPC18 - Debian(3)

ぬぉ、そんな技が。で、さっそくやってみたけど、e100はない(これは2.4.20から?)、eepro100も認識されず。くー。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(1)

続いてGentoo Linux 1.4rc3。お、フレームバッファを使った高解像度の画面に背景画像まであしらったりして、いいね。自分でコマンド入れながらインストールする、今どきの基準からすれば不親切極まりないディストロなのに、こういうところに凝るなんて、Kondaraに通じるセンスを感じるよ。

で、カーネルは2.4.20。e100ドライバはあるけど、ifconfigにはloしかないので自動認識には失敗している。じゃあってんで「modprobe e100」してみるもダメ。なんてこった、つまり、DebianやGentooが悪いというより、RHL9が何か細工をしてるってことか。たしか、e100はカーネル組み込みじゃないとうまく動かないという情報を見かけたから、その関係かも……。

Gentooこそ、ネットワーク抜きでインストールできないからなぁ、仕方がない、NICを買ってこよう……と思いつつ、目に入ったのがLibretto用に使っているUSB NIC、IOデータのLanEgg。もしかして……とツッコんでみたら、なんと見事に認識してくれた。すばらしい。これでいこう(ちなみにDebianで同じことをしてみたけど×)。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(2)

Gentooのインストールマニュアルはとてもよくできている。このとおりやれば、誰でもインストールできるんじゃないかな。パーティションのお任せ設定もないので、久しぶりに自分で考えて(笑)、こうした。

hda2  32MB ext3 /boot
hda5 250MB swap
hda6   4GB ext3 /
hda7  75GB ext3 /home

それぞれをフォーマットして、/mnt/gentooの下にmountしたら、ステージファイルを展開する。手を抜けるところは抜きたいので、stage3をチョイス。

ここで出かける用事ができたので中断。手順がわかっているから、中断して電源を落としても大丈夫ってのは面白い。つーか、こういうのって、わくわくするなぁ。

pcspecs:SPC18 - Gentoo(3)

ただいま、カーネルのビルド中。自分がmake menuconfigしたカーネルが動くようになるとは、とうてい信じられませんな(きっぱり)。

しかし、ビルド中はさすがにファンコントローラが温度上昇に反応して、CPUファンをフルに回すようになる。こりゃ、関東在住のGentooユーザは、この夏はemerge禁止やね。もちろん、Momongaユーザはオモコン禁止だ。