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ただのにっき

2003-04-09(水) [長年日記]

mobileimap(2)

ご指摘のように、mod_proxyの実体はmod_proxy.soではなくlibproxy.soであった。httpd.confにもちゃんとそう書いてあるんだから読めばわかったのだが、この件を追求すると「歴史」の世界に足を踏み入れることになりそうなのでやめておこう。

で、これでreverse proxyを使う準備ができたわけだ。既存のWebサーバの特定のディレクトリ(仮にsecretとする)をmobileimap用に割り当てるとしたら、こんな記述をhttpd.confに入れておく。

ProxyPass        /secret/ http://localhost:8143/secret/
ProxyPassReverse /secret/ http://localhost:8143/secret/

ProxyPassReverseは今回はたぶん不要。もちろんLoadModuleやAddModuleであらかじめmod_proxyを生かしておく必要はある。うちの場合はVirtualHostを使っているので、上の記述は<VirtualHost *>〜</VirtualHost>の中に入れた。

で、mobileimapはこんな感じに起動しておく。

% mobileimap -d -a LOGIN -x secret/

これで、特別なポートを指定することなく、普通に自分ちのWebサーバの/secret/にアクセスすればメールが読める。mobileimapがサポートしていない様々なアクセスコントロールも、Apacheにさせることが可能だ(たぶん)。今朝、feelH"からのアクセスにも成功。うーん、これはAirH"が欲しくなるなぁ……。

ところでうちのJ90、H"のくせに「DoCoMo/1.0/P209is/c10」を名乗ってるんですが……。

Re: SDRの価格に関する考察

  • ASIMOのレンタル料金は年2000万円(ascii24)
  • SDR-4X IIは「輸入高級車並」(PC Watch)
  • 番竜の先行予約、限定50台で198万円(ZDNN)

最後の番竜、どこで読んだか忘れたけど、すでに個人の予約が入っているそうで、200万円くらいなら買う人がいるのは間違いない。製品的魅力で言えばSDR-4X IIの方が上だろうから、たとえ500万円でも売れるだろう。で、高くてもいいからまず売り出して、徐々に普及価格帯まで下げていくというのは新しい商品展開の基本なので、これはこれでアリだと思う。

ただSONYの商品って、トランジスタラジオやウォークマン、VAIOのように、すでに家庭に入っているジャンルのものに手頃な価格と独特な付加価値をつけて市場を拡大させることによって成功したものが多い。しかしロボットに関しては先駆者だ。自分で市場を作らないといけないわけで、ビジネスモデル構築の難易度はコンパクトディスクの時の比ではないだろう。それはSONYもわかっているはず。だからこそ、いきなり数10万円で価格破壊をして、自分の首を締めることはないんじゃないか。

あと、AIBOとは大きさも構造も違うので、部品の共通化はかなり難しいと思う。いや、OPEN-Rはそれを視野に入れて作ったはずだけど、ことハードウェアに関して言えば、AIBOとSDRの手足が交換できるようになっているとは思えない。いや、それはそれで面白いけど(笑)。

水スペ

えっ、今日って水スペがあるのか!! 前回の特番で終わりだと思ってたよ。やばかった。早く帰らなきゃ。

誰かがWikiについて調べているようだ

それもかなり徹底的に……ということが今日のリンク元から想像できて面白い。得るものはあっただろうか?