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ただのにっき

2003-01-04(土) [長年日記]

善光寺(2)

宿は早めに出て、善光寺リベンジ。午前中はまだ空いていたので、おみくじも引けたし、おまいりもできた。おやきも食べた。

昼はまた蕎麦を食った。こんどはサービス良かったけど、出てくるまでに時間がかかりすぎ、あやうく新幹線を逃すところだった。やっぱサービス業には向いていないのか、長野。

イリーガル・エイリアン (ハヤカワ文庫SF)(ロバート・J. ソウヤー)

旅行中に読もうと思って持っていったのがコレ。行き帰りの電車で暇つぶしに読めればいいや〜、というつもりだったのに、面白すぎて初日に宿でぜんぶ読みきってしまった。おかげでロクに風呂に入っていないような……。

出だしのコンタクト場面は、ウェットウィットに富みつつもグッとくる描写がおおくて、これはこれでよかったんだけど、やはり法廷劇が最高に面白い。宇宙人を殺人容疑で裁判にかけるというトンデモ設定なのに、ノンフィクションを読んでいるかのように感じてしまうのはさすがソウヤーというべきか。

陪審制度でなければ描けなかった話でもあるので、「12人の怒れる男」みたいに陪審側からも描いて欲しかったかも。長さも手頃で、5つ★。

Tags: book