ただのにっき
2002-10-21(月) [長年日記]
■ iPod(3)
iPod自体にはけっこう満足しているのだよ。まぁ、凝った作りのパッケージを開けながら「けっ」とか言っていたのは秘密でもなんでもないけど(笑)、操作性は直感的で「さすがApple」ってとこか。もっとも、普段の「特定ジャンルの曲をすべてランダム再生」なんて時には、ずいぶんメニューの階層が深くなってしまうけど。
ま、自分の音楽ライブラリをすべて持ち歩くというのは、気分に応じて再生する音楽を変えられるということで、その日の朝に入れてきた音楽を聞くしかなかったRio500とは運用スタイルからして違うから、新鮮である。悪くない。帰ったら忘れずに充電器につなげないといけないというのは面倒だけど。
■ というわけで、不満はすべてMUSICMATCH Jukeboxにいくわけだ。iPodはID3v2にしか対応していないそうなので、ID3v1→ID3v2変換はMUSICMATCHがやってるんだろう。事実、両方のタグが入っている場合にはどちらを採用するか選択できるし、対話式に選ぶこともできる。この時点でID3v1のタグ情報がちゃんと認識されているのが確認できるのに、実際のライブラリ情報は空っぽなんだからタチが悪い。
そもそもID3が好きじゃないから外部管理してたんだけどさ。だいたい、ジャンルが少なすぎる。小野リサを登録しようとしても「ボサノバ」がないし。仮にあったとしても構造化されてないから、彼女のジャズアルバム「Dream」を「ボサノバ」に入れればいいのか「ジャズ」に入れればいいのか悩む。おれは両方に入れたいのだが(Linux上ではシンボリックリンクで管理している)。
まぁ、ID3v2は、v1とはずいぶん変わって拡張性が高くなったらしいけど、例によって柔軟に作りすぎてえらく難しくなってるみたいだし。なぜ人は程よいサイズの規格を考案できないのであろうか(笑)。
あとさー、「究極超人ある」って何。中国人かよ。「〜」が欠けるなんて、典型的なUNICODE変換バグやんか。って、これはiPod側の問題かも知れんが。つーか、「小野リサ」と「山本正之」が同居してるiPodって、ちょっとヤかも……。
そうは言っても、gnuPodを使うには、LinuxマシンにIEEE1394カードを追加しないといけないので、そこまでやる気はないのだ。一度iPodに転送したら、MUSICMATCHを使うことはないので(あとは新しいCDを買った時だけ)、それくらいなら我慢して使うヨ(笑)。希望を言えば、Rubyから扱えるID3v2ライブラリが欲しいかな。
★あとで読むためのID3参考URL: MP3 TAG INFORMATION、id3lib
■ 謎JavaScript
そういえば、けっきょく名前変えずにいるな。
古い日記にツッコミ入れても大丈夫。メールが届くので。
document.onloadを直接設定しちゃうというのは、なるほどいいアイデア。JavaScript得意な人にはTipsなのかも知れないけど。誰か試してみてちょ(←JavaScript苦手)。
■ トンネル掘削機
httptunnelに関する記述を追加。ちゃんと休み時間に書いているので大丈夫だ(笑)。
それにしても、さらにICMP ShellやNSTXなんてのを勧められてしまいましたが。なんか怪しげでいい感じ〜(笑)。ICMPを使おうというICMP Shellは、発想がぞくぞくしますな。NSTXなんてドキュメントがいっさいないし。心に余裕ができたら触ってみよう。でも、うちの防火壁は(当然)ICMPも通さないのであった……。
■ トンネル掘削機(2)
typoなどを指摘してもらったので、修正。根がおっちょこちょいなので、間違っていたらズバズバ言ってくれると助かりまする。
sshのマルチターゲットについては、とうぜんknown_hostsファイルはいじってみたり、それどころかファイル自体を削除してみたりしたんだけど、ダメだったんだよねぇ。普通、ホスト側の鍵が変わっている場合は確認メッセージが出て、OKならそのまま行くので、無下に「Permission error」と言われるだけというのもアレだし。なんでだろ。proxyが何か重要な情報を落としているとしか思えないんだけど、そんなことあり得ないという気もするし。
ところで、マルチターゲットになっているとか、複数のZebedeeサーバがあるなんて場合、sshの接続先がどれも「localhost」では都合が悪いので(毎回known_hostsのエントリーをいじらないといけない)、今は以下のようにして運用している。特にうちの環境だと、DNSも引けないのでこんな凝った真似が必要(と言いつつ、もっとマシな方法があるかもしれないとも思う)。
# /etc/hosts 10.100.100.100 ssh.example.com 10.200.200.200 ssh.example.net 127.0.0.1 examplecom 127.0.0.1 examplenet
# ~/.ssh/config Host examplecom Post 10022 # Zebedee経由 Host examplenet Port 10023 # httptuunel経由
# ssh.example.comにつなげるとき % ssh examplecom # ssh.example.netにつなげるとき % ssh examplenet