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ただのにっき

2002-10-20(日) [長年日記]

iPod(2)

一日中、iPod(というか転送用ソフトのMUSICMATCH Jukeboxと)格闘している。なにしろ、いままでいっさいID3タグをつけずに溜めたMP3データが1.2GBくらいあるのだ。

まず、IEEE1394ポートがあるLibrettoから、LinuxマシンにあるMP3データが見えるようにしないといけない。容量不足のLibrettoにコピーするわけにはいかないので、ネットワーク越しに見えるようにする。というわけで、Asumiにしてから入れていなかったSambaを再導入。といっても、

  • mph-get install samba
  • /etc/samba/samba/smb.conf中のパスワード暗号化部分を有効に
  • smbpasswdでユーザ作成
  • service smb start

するだけ。楽になったもんだなぁ。パスワードの暗号化は、もうデフォルトで有効にしておいていいと思うけど。

続いて、ID3タグを付けないといけない。MUSICMATCHを使ってちまちま入れるなんてやってられんので、Linux側でなんとかしたい。運良く、アルバムごとに各種情報を書いたテキストファイルは作ってある。というわけで、Mp3Tagを持ってきてスクリプトを作り、一気にコンバート。へっへっへ。

これでMUSICMATCHのライブラリを構成すれば一発でいけるぜ……と思ったら、これが大きな間違い。既存のMP3ファイルを読み込ませても、ライブラリのエントリーには自動的にID3タグが反映されないのである。ID3タグがちゃんと読み込まれているのは確認したのだが、辛うじて曲名だけが(いったんMUSICMATCH上で編集することで)有効になるのだが、アルバム名やアーティスト名は入れ直さないとダメ。なんじゃこら。

だいたい、このMUSICMATCH、ユーザインタフェースが最悪である。今どきダイアログボックス内に、同じニモニックを持ったボタンが複数あるような製品、見たことないよ。おかげでキーボードを使って作業ができない。しかもデザインはド下品だし。ユーザインタフェースにこだわりがある「はず」のAppleが、こんな製品を添付するんだから、いかにWindowsユーザはどうでもいいと思っているかの現れですな。

ま、一度iPodに転送してしまえばあとは使わないものなので、我慢してアルバム名とアーティスト名だけは手入力する。まとめて入力できるモードがあるので、多少はマシ。これで曲名も読み込まれなかったら、Linuxから使えるIEEE1394ボードを求めに走ったかも知れず(笑)。

それにしても、IEEE1394より、ネットワーク越しにMP3データを送る方がボトルネックになってるよ……おせー。