ただのにっき
2002-03-29(金) 16962歩 [長年日記]
■ tar.gz
昨日のツッコミで「Windowsでtar.gzを展開する方法」が盛り上がっておりますが、うちの日記はいちおう「Linux導入奮闘記」であることを忘れないように! つーか、忘れてるのはおれだ。すまん。
ちなみにおれは、Cygwin入れてGNU tar。これ最強。
■ ROBODEX2002
というわけで行ってきました。会社休んで。かみさんと二人で。変な夫婦……。
前回の大行列を覚えていたので、前売り買って、横浜からバスで展示会前に乗り付けるという体力温存作戦まで組んだにもかかわらず、まったく行列なしで拍子抜け。雨で平日の昼間だからなぁ。まぁ、いいことだ。
でも中はけっこうな混雑で、イベントを見るにはかなりの待ちを覚悟しないといけない感じ。SONYはディズニーランドばりのファストパス制度を導入していたけど、配布時刻がことごとく他のイベントのために行列している時刻なのだ。というわけで、SDR-4Xを間近で見るのは早々にあきらめる(笑)。
それにしても、いきなり青ASIMO・白ASIMO・緑ASIMOが揃い踏みですよ。なんと贅沢な。いつもより3倍涙腺が緩むよ。HONDAのステージでは階段パフォーマンスや(子供たちによる)操縦体験があって、楽しそうだった。あー、やっぱいいなー、ASIMOは。ホンモノの動歩行をやってたのはやっぱりASIMOだけ。いや、HRP-2Pもそうだ。
そのあと自走式ロボットのパレード。SDR-4XとAIBOはステージで動くには小さすぎるので、おねぇさんたちに抱っこされての登場。SDRってけっこう大きい。このスケール感はアレだ……そう、腹話術の人形(笑)。つーか、腹話術をマスターしなくても勝手にしゃべるんだから、持ってるだけで芸になるぞ。なるほど、エンターテイメントとはこういうことだったのか。やるな、SONY。
■ あとはいずれ補完するとして、とりあえずの感想だけ書いておこう。写真も吸い出してないし。
SONYのQ.taroはおもろい。しゃべらないハロみたい。つーか、しゃべったりしない点でSDRよりこっちの方が好ましい。商品化希望。
tmsukの四脚ロボは、タイミングが悪くて残念ながら動く姿は見られず。やっぱ恐竜の皮なんかかぶせない方がだんぜんカッコイイ。
Posy。カワイイ線を狙ったようだけど、真っ白な陶器のような顔に黒目だけの目ってぇのは怖いよ、やっぱ。警備ロボット代わりになるな、これ。夜中に忍び込んで、こいつが前から歩いてきたらチビるって。
一方、綜合警備保障のホンモノのガードロボットC4は、すごく完成度が上がって商品然としていた。手足のないパトレイバーみたい。かわい気はないけど、これはこれですばらしい。
そのC4ベースの案内ロボット、グリ夢ちゃん。性格付けがむかつく。今回NECが出展してないと思ったら、こいつの開発に参加しているもよう。そうか、パペロの人格(ロボ格?)はこいつに移植されていたのか……。かみさんと2人で「むかつく」「むかつく」と繰り返す。しゃべるロボットは難しいよね。
RobobieはIIから進化してIIIへ。足回りが進化してSegway(旧ジンジャー)と同じ同軸二輪に。腰に関節ができたので面白い動きをしそうで今後が楽しみ。ただ、Robobie開発陣には、まともなデザイナーを採用することを進言しておく。あれじゃダメだよ。
初めて実物を見ることができたmorph。すげぇカッコイイ。動いてるところは見られなかったが、ビデオで見る限り、歩行以外の動作では、もっとも進んだ動きができる。いま一番注目のヒューマノイド。
同じく注目のヒューマノイドHRP-2P。出渕デザインの外装ができたらPが取れるのかな。人間と共同して机を運ぶプレゼンテーションは、地味だけどすごい。腰が曲がるようになるだけで、こんなに人間くさくなるんだなぁ。
■ 会場を出たら、勢いに乗って(?)中華街まで歩き、早い夕飯をとって帰る。へとへと。
会場で買ったオフィシャルガイドブック、1800円で高いと思っていたが、装丁が立派で、しかもDVD付き。こりゃお得かな、と思い直したけど、DVDはROBDEX2000の回想ビデオと主催者インタビュー、あとは今回登場のロボットの静止画のみ。ぜんぜん中身ないじゃん。とほほ。
そういえば会場で、「ASIMOのプロモーションビデオってないかねぇ」なんて話をしていたのだった。そんなのがあったら1万でも2万でも買うぞ、おれ。作ってよ、HONDAさん。