ただのにっき
2001-07-31(火) 9023歩 [長年日記]
■ tDiary
ツッコミの上限はありませんが、今のところ表示されるのは100件までです。1日の日記に100件以上のツッコミが入るのはちょっと異常ですよね。でも、人の日記を荒らさないように(笑)。いずれ投稿数の上限、サイズの上限も指定できるようにするつもり。
@referer_table
を移動するには、元のtdiary.conf
の@referer_table
を@referer_table2
に変更してから設定を動かすとうまくいくかも。そのあとでtdiary.conf
を元に戻すのを忘れずに。
■ Ruby
C|NETによるまつもとさんのインタビューに反応。
僕らの開発者のコミュニティーと一般ユーザーの間のギャップを埋めるような存在が出てきてくれたらありがたいな、というのはあります。僕自身は開発の言葉でしかしゃべれませんし、そういう人がいれば、僕の雑事もずいぶん減らせると思う。言われるとほいほい引き受けちゃう方なんで(笑)。
これ、以前から同じことを思ってた。(フリー)ソフトウェアにはけっこう「ユーザグループ」みたいな集団・団体ができることが多いけど、これは輸入されたソフトウェアを英語のマニュアルを読んでがんばって使おうとか、日本語を使えるようにしようとか、そんなモチベーションが人を集めているように思う。Rubyは日本で生まれ(てしまっ)たから、開発者によるゆるいコミュニティはあるが利用者のコミュニティが育ってないように見える(プログラミング言語だから、両者の区別を付けるのは難しいけど、例えばTokyo Perl Mongersは代表的なユーザグループ的存在)。ユーザグループを作らないと、底辺はなかなか拡大しないのではないだろうか。
■ tDiary(2)
えーと、設定ファイルを分けていないのには色々とわけがあります。まず、tDiaryインストールディレクトリを、httpdから書き込み可能にしたくないというのが一点。気休め程度ながら、いちおうセキュリティ対策。ちなみに@data_path
の存在がある以上、CGI用の設定ファイルだけにするわけにはいきません(探し出せないから)。
もう一点は、tDiaryを使った日記サービスサイトを運営する場合の便宜。Rubyが入っているISPが少ない現状では、CGIスクリプトだけ公開してあとは勝手に使え、というだけではダメだと思っているので。単一サーバで複数のtDiaryを運営する場合に、管理者がインストールディレクトリの設定ファイルを設置し、ユーザはCGI経由でのみ設定を変更できるような運営ができると良い。1.1.1ではまだそのあたり手ぬるいんだけど、ぼちぼち自由度を増して、管理者が安心して制限を取捨選択できるようにしたいと考えています。おかげで1.0からのユーザには少し不便を強いてしまっているかも知れないけれど。すまぬ。
全文検索というのは、このMary日記のことじゃなくて、tDiaryの機能として、ってことですよね? tDiary自身は検索機能を持っていないけど、Namazuなどから使いやすくするためのテキスト出力はできます。ふが日記やうにっきは、tDiaryにNamazuを組み合わせて全文検索を実現しているサイトです。うちのサイトは自前で検索エンジンは持たず、gooにアウトソーシングしてます(笑)。