ただのにっき
2000-11-15(水) [長年日記]
■ Mach君
あらー。「toor君」は落選かぁ。って、ハガキ出すのかんっぺきに忘れてましたな(笑)。まぁいいや。「Mach君」と呼びながら、心の中で「toor君」とつぶやくことにしよう。けっこう悪くないしね >Mach君。でもこれって、KondaraのKernelがMachだと勘違いされないか(笑)。
■ Visorでメール
出張の移動中に、メールマガジンでも読もうと思って、Platinum用のメールアカウントに何通か転送してみた。それをICカード電話で受信。メーラーにはPalmscapeMailを使用。無事に受信できたようなので、よっしゃと思って読んでいったら、[1/6 continue]なんて表示を出して途中でブチ切れてた。あう。自前のDBじゃなくて、ビルトインのMailDB使ってるのか。あれは8KB制限があるからメルマガみたいな長いメールには無力なんだってば〜。「continue」なんて書いてあるから別のところに続きがあるのかと思ったらないし。とほほ、やっぱPOPJにしないとダメか。POPJは長いメールを分割して受信してくれるのだ……って、以前おれが要望してつけてもらったんだけど。もしくは、転送時に8KB単位に切って送るなんて手もあるけど。
POPJはたしか有料になってから使ってないんだっけ? 1000円か。でも、そこまでしてPlatinumでメールを読みたいか、というとそんなことはないんだよな。メルマガ読むためなら、受信と同時にDOCファイルに変換して自動的にHotSyncなんて技を使えないこともないし。それならRubyでいくらでもフィルタが書ける。うん。そっちの方がいいかも……。
それにしても、結局Palm業界にはオープンソースが根付かなかったなー。最近はフリーソフトもだいぶ増えてきたけど、一時は出るソフトみんなシェアウェアだった時期があったし。フリーソフトつっても、ソースは非公開の「無料」ソフトばっかりだし。オープンソースが普及しなかった理由は簡単で、移植の必要性がなかったからだ。UNIXが基本的にオープンソースなのはいろんなアーキテクチャがあるからで、WindowsやMacやPalmにオープンソースが根付かなかったのはバイナリ配布でもなんの支障もないからだ。もう一つ、オープンソース推進役のカリスマが欠けていた、ってのもあるかな。Palm界のESRみたいな人がいればよかったんだけどね。PalmOS 1.0のSDKには、標準アプリのソースが付属していたらしいから、オープンソースが当たり前になる土壌はあったと思うんだがなぁ。残念なことであるよ。