ただのにっき
2000-11-14(火) [長年日記]
■ namazu
ゆうべ、ちょっと捜し物があってかなり久しぶりにメールをNamazuで検索したら、どうも日本語が検索できない。そういえば前から日本語をキーにして検索かけてもひっかからなくて、無理やりヒットしそうな英単語で検索していたんだけど、これってちょっと変。「タイヤ」なんて単語が「タ」「イ」「ヤ」とバラバラになっているのは、辞書がおかしいからに違いない。Namazu自身は辞書なんて持っていなくて、こういう仕事はKakasiがやるはず。そう思って調べていたら、「辞書は大きいので別途配布される」なんて記述を見つけて背中に冷たいものが。恐る恐るKondara-ZooのCDを見てみると、kakasi-dict-2.3.2-1k1.i586.rpm
なんてファイルがっ(笑)。おれってバカ? 英語専用の検索システムで懸命に日本語を探していたのか(泣)。はまったぜ。
さっそくこの辞書を入れて、インデックスを作り直し。なるほど、日本語処理のためか、遅いような気がする。メールもずいぶん溜っているし、マシンも遅いので、時間がかかりそう。mknmz
をしかけてそのまま寝る。朝、試してみたらちゃんと「タイヤ」が「タイヤ」になってる。よかったよかった。またひとつ、間抜けを克服したよ。まったくもー。
■ PalmOS 3.5.2H
Platinumを買ったGetNewPCから、Palm OS3.5.2Hのアップデートが出てるよーってメールがきた。こういうアフターサポートはいいやね。「新製品が出たよ〜。それもあんたが持ってるのより性能が上で安いよ〜」なんてメールを送ってくるどっかのショップは嫌い(笑)。さっそく入れ換え。もっとも、PrismのGraffiti問題とか(Platinumは問題ないのである)、Modem HotSync問題とか、おれとは関係ないfixばかりだが。でもこっそり他にも直ってるかも知れないし。
■ ICカード電話
会社帰りに、ICカード電話での通信に挑戦。あらかじめ(あきらめて)ICカードテレカは買っておいた。ICカードっていうから、クレジットカードみたいな厚いプラスチックのを想像してたけど、ほとんど従来のテレカと変わらないのな。たいしたもんだ。Palmscape(Webブラウザ)とPalmscape Mail(MUA)のFree版というのが出たばっかりなので、例によってmuchy.comからGETしておいた。Platinumの設定は、Preferenceから、
- Connectionにひとつ設定を起こす。名前はIrTAとでもしておく。内容はConnection Methodに「IrCOMM to Modem」、Dialingに「TouchTone」、Volumeは「Low」にでも。「Details」のInit Stringに「ATS100=1」を指定しておくのがミソらしい。Detailsの他の項目は、Speedを「57,600bps」とFlow Controlを「On」。この新しい設定「IrTA」を選択してアクティブにしておくこと。
- Networkに、接続するISPの設定を追加。ICカード電話はISDNなので、接続先はISDN対応アクセスポイントでなければならない。User NameやPassword、電話番号などを適切に設定。Connectionには「Current」を指定しておけば、さっき作ったIrTAを使ってくれる。
■ あとは電話機にカードを入れて、データ通信ボタンを押す。けっこうすぐにタイムアウトしやがるので、Visorの赤外線窓を電話に向けて、接続直前のダイアログが出ている状態にしてから押した方がいい。この時、こないだ入れたFlipHackで画面を90度回転させておくと、Visorを横向きに持っても不自然でなくなるので良い。あとはVisorから接続すればつながる。極めて簡単。Palmscapeは出てすぐ、テストの時にPalmPilot + pilot modemで使っていたけど、最近のはすっごく進歩していてびっくりだ。画像が驚くほど鮮明。安定してるし。メールはまだ試してないけど、単一アカウントでよければ十分使いやすそう。緊急用の通信環境としてちょっと整備しておけば、少なくとも国内では不自由しなさそうだ。