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ただのにっき

2000-10-19(木) [長年日記]

Rubyを256倍使うための本 邪道編(arton)

ひさびさに本屋へ。やっと「Rubyを256倍使うための本[邪道編]」を買う。256倍シリーズは大好き……といいつつ、この前買ったのはなんだっけ? Linux256か? さらにその前はVz256かMifes256、AWK256かも……ぜんぜん買ってねーじゃん。Ruby256は、Win32OLEを使ってCOMをいじり倒そうという本なので、最近興味がどんどんWindowsから離れているおれ的にはそんなにそそるものじゃない。でも仕事で使わなきゃならない場面がないこともないだろうということで買っておく。もっとも、最近はCOMを使ったアプリ自体をめったに使わなくなってるからなぁ。Officeはメールに添付されてるのを開くためだけに使ってるし(社内文書はHTMLで書く)、IEも使ってないし(ふつーw3mでしょ)。

そもそも、Windows 3.1でDDEあたりで遊んだくらいでOLEは複雑すぎて見る気もしなかったので、そっち方面はとんとご無沙汰だったしな。WSHが出た時には、「お、これでやっとスクリプトからCOMが使える」って思ったものだが、使える言語が腐れVBSと中途半端なJScriptだけじゃなぁ……と思ってはいたのだ。Rubyで使えるなら、たしかに(少しは)やる気になるよ。もっとも、いまだにNT4.0とOffice97を使ってるようじゃダメダメだけど(笑)。

本の内容は、たしかにRuby的には邪道な感じだけど、COMで遊ぶ本としてはけっこう正統ではないでしょうか。Windows2000マガジンあたりに連載されていてもおかしくない内容……と思ったらホントにartonさんのRuby記事が載ってるらしいけど。256本と言えば、MifesやVzのマクロでマウスを使えるようにしたり通信ソフトを作ったり、AWKでWebブラウザを作っちゃったりする「こいつら何考えてんだ、あぶねーなー」ってのが「味」なので、この本は256本的にはそんなに危なくないと思ったりもしたのだった。でも、artonさんは偉いと思います。って何がだ。

Tags: book

Lモード

3分10円なんてキーワードがあるってことは、パケット課金じゃないんだな。だったらPCから使った方がいいじゃん。アホくさ。……と思うのはPCユーザだけなのかも知れない。いまだにPCに触ったこともない(最近、やっとFAXが導入された)実家の両親なんかには、けっこういいかも知れん。つーか、頼むからメール受け取れるようになってくれ(泣) >両親

もっとも、やはりテンキーしかないのでは両親がメールを発信できるようになるのははるか遠い未来だろう。生きてるうちには無理かも……。POBoxみたいなIMが搭載されれば多少はマシになるだろうけど(そういえばSONYのなんとかってデバイス[名前失念]に、ついにPOBoxが搭載されたようで。めでたい)。あの劣悪なUIにも関わらずiモードが普及してるのはいまだに信じ難いよなぁ。UIといえばusability.gr.jpをチェックしてるんだけど(もっぱらJakob NielsenのAlertbox目的)、日々追加されるリンクに勘違いしてるのが多い。昨日リンクされたコラムも、PCのサウンドカードを差し替えたらゲームができなくなったというのを例にして、PCはまだまだ家電になれないと主張するおバカぶり。どこの世界にユーザーがサウンドデバイスを入れ換えられるTVがあるんだっつーの。やっぱAlertboxだけ読むことにすっかなぁ。ああ、脱線してるうちに何書いてんだかわからなくなった。

Crusoeなノート

ぱぱんださんの日記を読んで、やっぱCrusoe C1はあかんな、との感を強める。でももし富士通のLOOXのBIOSも似たようなもんだったら、泣けるね。NECのはバッテリーが10時間も持つのはいいけど1.4kgもあるし、日立の1.5kgは論外。月刊アスキーによれば、Crusoe搭載機に関するアンケートでIBMは「ノーコメント」、Panasonicは「予定なし」だそうだ。がっくりだなぁ。もうLOOXしか望みがない。頼むぜ、富士通はそう簡単にレガシー資産を切らないと信じよう。