ただのにっき
2000-06-07(水) バリ旅行(5) [長年日記]
■ 09:00
今日でBaliともお別れ。うーん、想像以上に短かったな。計画中は長すぎるような気がしてたんだが。出発は夜なので、今日はホテルのプールでのんびりしていようと思ったら、かみさんがどうしてもUbudに戻って買い物がしたいとぬかす。そういうことはUbudにいる時に言えよ……。女って生き物は(以下略)。それでも午前中はプールでのんびりを決行することにする。おれのリフレッシュ休暇なんだから、ちったぁ好きにさせてくれ。
■ 10:30
プールサイドは白人がおおぜいマグロ化していた。そこに混じって、泳いだり、灼いたり、本を読んだり。リゾートホテルに来てこういうことをせずに帰ったらあかんやろ(笑)。
■ 14:00
ホテルカーを借りて、Ubudに出発。チェックアウトは18:00だけど、向こうに1、2時間もいられればいいらしいので、この時間に出る。なんでも日本の雑誌に載っていたショップに行って、布を買いたいらしい。なんで今日になるまで黙ってるんだか。ホテルカーの運転手のMadeさんは、日本語は勉強中でほとんどしゃべれない。よって会話は英語。かみさんはおれより英語が得意だが、なぜかAsian Englishのヒアリングがぜんぜんダメ。よってこういう場合、かみさんが話しておれが聞き取るという、変なコミュニケーションになる。Madeさんは日本語を勉強して、日本で働きたいらしい。そういえばアリンバワ君もそんなことを言っていた。いまだに日本は憧れの国らしい。でも、日本も不況であまり仕事ないよ、と言ったら、なんと最近は農業をしに行くんだそうだ。若い連中が街に出てしまって、年寄りばかり残った農村に行けば、そりゃ大事にされるだろうなぁ。農業技術も学べるし。なるほどねぇ。
■ 15:00
Ubud到着。1時間ほど散策できるみたい。雑誌の切り抜きを手に街をうろつくかみさんに付いて歩く。何やら高そうな絹の布を買っている。なんと値引きなしだって。そんなタカビーな店がBaliにもあるとは知らなんだ。つーか、そんな店で買うなよ(笑)。いいカモだな。それにしても、さっきから腹の調子がどうもおかしい。滞在も4日になると、そろそろ調子を崩してくるか。Bali腹なんて言葉があるらしいし。
■ 18:00
16:00にUbudを出て、17:00にホテルに帰着、急いで荷物をまとめて、チェックアウト。結局あわただしかったではないか。でもこのあと、ガイドが来るまで1時間以上あるので、それまで軽く食べることに。ホテルのバーで軽食が取れるとのことなので行ってみると、出てきた料理はこれまたやたらと量が多いし。これのどこが軽食だ。つーか、おれは腹の調子が……(汗)。この頃から、頻繁にトイレに通うようになる。うー、やばいって。
■ 21:00
Denpasarの空港までは、おなじみI'llのガイドさんに連れてきてもらう。これでお別れ。ここは「また来たいのぅ……」と後ろ髪をひかれるところだが、腹具合がおかしくてそれどころではない。かみさんは元気に空港の免税店めぐりをしているけど、こっちは脂汗を流しながら椅子に座って待っている状態。成田の検疫で止められたらどーしよ(笑)。これってたぶん、体がBaliモードに切り替わろうとしてるんだよね。しばらくしたらなに食っても大丈夫になるんだと思うんだ。でも、ちょうどそのタイミングで帰国になっちゃうんだから罪な話。ひと月くらい滞在してみたいくらいいい土地であった。