2001-10-30(火) 8888歩 [長年日記]
■ W32.Nimda.E@mm
新しい変種が出たらしい。「E」ってことは4つめの変種ってことかな?(と思ったら、「D」のページが存在しないなぁ)。
こんなネタ、普段だったらわざわざ書くこたぁないんだが、また社内に入ってきたらしくてさ。パターンファイルが追従してないからメールで入り込んだみたいなんだけど、今どき添付ファイルを不用意に開くバカが存在するってことに呆れる。一般企業ならまだしも、こちとらIT企業だぜ? 逝っていいよホント。頼むからすぐ辞めてくれ。向いてない人材をとどめておくのは本人のためにも良くないって、ジャック・ウェルチも言ってるじゃん。
■ Aquaっぽいのがお好き?
……と言われて「そんなこたぁないだろ」と思ったが、記憶をたぐるとそうでもないような気がしてきた。
一番最近の過去だとProject Geminiだが、これは元々「スケルトンなんてガキっぽくていやだよな」と、仲間内では一致した意見だったのだ。でも購入予定者にアンケートを取ってみると(iMacが人気絶大だった頃ということもあり)圧倒的にスケルトンの需要が多い。こりゃ好き嫌い以前に「商売的に透けてないとヤバい」ということになり、嫌々ながらクリア樹脂を使った。クリア樹脂は精度は出しにくいし、不良品は多いし、ロクなことがなかった。こんな流行を作ったAppleを心の底から憎んだね(笑)。でも、出来上がってみるとまんざらでもなくて、けっこう気に入って使っていた。ソリッドカラーだったらここまで愛着を持てたかどうか自信がない。
遡って、大学4年。物理から寄り道してバイオをやっていたんだが、来る日も来る日も細胞を観察、撮影する日々。思えば、あのスケスケ具合がたまらんかったような気もする。酵母もヨイが、ニンジンの細胞はさらにヨイ。実験用のガラス器具もけっこう好きなアイテムだ。寒天培地の透け具合も、思わず食べたくなっちゃうくらいいいぞ。
さらに遡ると高校時代。お気に入りのオーディオはパイオニアのシリーズで(名前忘れた)、当時としては珍しいシャンパンゴールドの筐体に、大きな正方形のアクリル製スケルトンスイッチがたくさん並んでいるデザインだった。内部ではオレンジやグリーンのLEDが光っていて、高級かつギミックな感じが好きだった。
まだ遡れるな。小学生の頃にすごくスケルトンな記憶がある……なんだっけ。サイボーグ。そうそう、スケスケのサイボーグの人形があったよなぁ。探してみたら、あったあった、ありました。変身サイボーグ。懐かしい。「1号」と「ジャガー」を持ってたよ、確か。そうか、これだったか、おれのスケスケのルーツは。
あったあった!変身サイボーグ! あと、おいらが思い出したのは、人体標本のプラモデル(透明なのは当たり前かも知れないけど)
とらんするーせんと...
Nimdaの新種ですか……はぁ(sigh)