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ただのにっき

2019-03-05(火) [長年日記]

Google MapsにARナビ(α版)が来た

風邪がひどくなったものだから少し早退して、でも速達を出さないといけなかったから近くの郵便局を探したら、Google Mapsが「貴様は選ばれしARナビのアルファユーザになった」とか言うわけです(もうちょっと穏当な言い方だったけど忘れた)。

「へぇ」と思ってさっそくONにしたら追加のライブラリをインストールしろとかやや面倒なことになったが、それでもわりとすぐに使えるようになった。さすがGoogle、このへんはこなれてるね。

地図アプリが指し示す「自分の向いている方向」って、歩くくらいの速度だとあんまりあてにならない印象があったけど、ARでそんなこと言ってたら役に立たないわけで、そのへんはかなりきちんとチューニングされてる感じ。ちゃんと向かってる方角と案内の方角がマッチしてる。

説明を読んだところ、映像からランドマークを認識しているらしい。ほんまかいな。アルファ版と言いつつ画面もかなり整理されてて、方向音痴には現時点でもなかなか頼れるアプリになりそう。とくに駅や店を出たとき、どっちに歩き始めたらいいかわからない系の方向音痴にはめっちゃ頼りになりますよこれ。

……とか感心しながら歩いていたら歩きながら使うなって怒られた(笑)。いや、わかるよ。歩きスマホ危ないもんね! でもさー、進行方向にカメラを向けて、画面には前方の風景がちゃんと表示されてるんだから、べつに危なくないじゃん*1。なんというか、新しいテクノロジーが既存の規範に合わないから使い方に制限を受けるっての、よくあるけど悩ましい話だなぁ。

*1 いちおう、視野が狭まって周囲への注意力が低下するというのはわかる。程度問題だとは思うけど。