ただのにっき
2018-01-31(水) [長年日記]
■ 皆既月食(の撮影に失敗)
月といえば輝夜月(カグヤルナ)はけっこう好きで、新作動画があがると我先に見に行っちゃう感じ。初めて好きになったYoutuberかも。なんか、生きる気力を与えてくれるよね。
で、皆既月食だったんだけど、今夜は曇ってて見えないよって予報だったから「皆既月食なんてたいして珍しくないから別に見なくてもいいか」とこたつでぬくぬくしていたら、関東でもよく晴れて見えてますみたいなニュースをやってて、しょうがねぇ……とカメラを取り出した。時刻は皆既の2、30分前くらい。
ずいぶん前スーパームーンを撮ったときに「こんなこともあろうかと」書き残しておいた撮影パラメータを設定して撮ってみるも、暗くてぜんぜん写らない。絞りを開放して(f8.0→f5.6)ISOを上げ(200→800)、シャッタースピードを落として(1/200→1/2)ようやくぼんやり写る感じになった。人間の目は勝手に露出を変更してしまうので「皆既月食といってもけっこう明るいものだ」という感覚があったけど、こうして数字で見せられると、なるほど、いかに満月が明るく、月食は暗いのかがわかって面白い。というか数字にされないと実感できないのが面白い。
写真の出来はというと、このざまである。暗いとピントが合ってるかどうかすらわからなくなる。EVFを持ってない上におれの目が悪いのと、このレンズ、一番端まで回すと無限遠にならない変な癖(?)があって、どうにもピントが合わなかった。もちろん三脚がないので手ブレもあるし。こういうときにいいカメラとレンズが欲しくなるけど、もちろん他のシーンでは宝の持ち腐れなのでたんなる気の迷いだ。
なお、今回のは35年ぶりの「スーパー(大きく見える)ブルー(月に2回満月がある)ブラッド(皆既月食)ムーン」だったらしいけど、おかしなこじつけで「どうでもいい」って感じである。いやもう、ほんとどうでもいい。