ただのにっき
2017-01-28(土) [長年日記]
■ プロデューサーミーティング2017初日へ行ってきた
正確には「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-」。長い。例によって現地チケットは取れなかったので、2日ともライブビューイングです。初日はバルト9で、なんとわさますだけで10人がバルトに集結という(つまり誰も現地に行けてない)。どういうことだ。
いやまぁ、まだまだ765AS人気も根強い証拠なわけで、それはそれで喜ばしい。2015年の10thライブ以来の765AS単独イベントである。どんなに待ち焦がれたことか。ほんの数日前にXbox版リリースからちょうど10年がたち、おまけに7thライブ以来の全員集合ってことで、10thのエクストラステージみたいな感じかなぁ。「ライブ」と銘打ってない「イベント」だから、がっつりしたライブではないようだけど。
そうそう、バルト9までエスカレータで上っていったら途中にアイマスのオフィシャルショップがあったので、ちらっと覗いてきた。直後にわさますメンバから「ショップにぴょん吉がいる」という情報が入ってきたので同じタイミングでいたのかも知れない。いっしょにLV観ることになるのかなーと思ってたけど、今日はそのまま帰ったらしい。なんでこんなタイミングで来るの(笑)。なお、ぴょん吉はPたちと交流したい人なので、みかけたら声をかけてあげるといいらしいよ。
例によって詳細なレポートは中里キリさんによるものを参照:
- 桜舞い、秋月家が手を取りあったステージをアイマス史の観点からレポート! 「アイドルマスター プロデューサーミーティング2017」初日
- 新たな10年の幕開けは、はじまりのティアラと共に。「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-」初日レポートが到着!
さて本番。冒頭、スクリーンに(中村先生ではなく)春香が登場して、少し「ざわっ」とする。リアルタイムのモーションキャプチャで(アクターは別の人)、声も裏で先生本人があてているらしい。シンデレラでもそうだけど、ライブでキャラが登場するととちょっと身構えてしまう。基本的に、ライブへは声優に憑依したキャラを見に来てるわけで、キャラはゲームの中でさんざん見てるからなぁ。今回はとくに、春香の動きがクネクネしすぎていて、チューニング不足という感じもあったし、そもそもステージへのキャラ投影技術は初音ミク界隈が何歩も先を進んでるわけで、まだまだ実戦投入には遠いなぁという印象。
イベントのオープニング曲はPたちの投票で決まるという趣向で、今日は第2位の曲。イントロというかチャイムの音がしたとたん、周囲にいた何人かのPたちが「座れ、座れ」と周囲に促しはじめた。おっ、そうか、そうだな。「チェリー」は冒頭「起立!」の掛け声で始まるのだ。ライブでは一度もかかったことのない曲にもかかわらず、みんなあいかわらず練度が高い(笑)。ということは、明日の第1位は間違いなく、おれも投票したあの曲になるはず。
自己紹介からもう神が泣いていて(わかる*1)、事前に行われたアンケートを振り返るコーナーのMCに呼ばれたバネPがあからさまにド緊張していて(わかる)、なかなか面白い導入。まあなー、猛獣12匹の檻にうさぎを放り込むような状況だもんなぁ、同情するよ(笑)。話題にのぼる曲をいきなり歌ったり踊ったりさせ合う「これぞ765プロ」というとにかく自由な進行で、バネPだけでなくアイドル陣もそうとうにやけどを負う展開に笑いっぱなし。
そのあとは朗読劇。わー、765ASの朗読劇、初めてみるよ。めっちゃ嬉しい。会場のPによる投票で展開が変わるシナリオで、とうぜん「面白くなりそうな方」に転がるわけだけど、さらに台本無視のムチャぶりとアドリブの応酬が加わってカオス。いや、カオスに見えるだけで、実際はすごい緻密な舞台を見せられたようにも思う。たとえば仁後ちゃんはあんまりアドリブ力がないんだけど、彼女が拾えなさそうなボールが出ると、すかさず誰かがそれを奪って、絶妙なタイミングで別の人にパスを出す。おれ、調子がいいときのフロンターレの試合でたまにこういうの見てるわ。ものすごく訓練されたチームにしかできないスーパープレイだよ。それが、数年ちかくブランクのあるメンバを加えても自然にできる765ASって、恐ろしくないですか。
そして! 劇の終盤で三瓶さん登場!! いやー、嬉しすぎて言葉がないわ。最近SideMでの活動が始まって露出が増えていたとはいえ、まさかSideMの2ndライブを2週間後に控えたこのタイミングでサプライズゲストとは。とうぜんDazzling Worldを歌ってくれると思っていたからいいものの、そのあとの衣装替えタイムで先にテロップが出てしまうなど、今日は演出サイドのミスが目立っていて、しっかりしろよーって感じ。
後半のライブパートはそのDazzling Worldから開始。涼の衣装を再現した三瓶さん、SideMでは兄貴っぽい立ち位置にいるけど、こうして女の子アイドルとしてステージに立つとすごくかわいらしいのだなぁ(一児の母だけど)。これからもちょくちょくこっちに出て欲しい。というか876プロ揃い踏みも夢じゃなくなってきたよな。
ライブでのコールを入れて完成させる「紅白応援V」、中村先生が客席のパート分けを指示し忘れたにもかかわらず、ちゃんと左右で別れるPたちは優秀だ。LVでも同様で、おれは赤組だった。声の参加はできなかったけど、完成が楽しみ。
それ以外には、かかったのはプラチナスターズの曲だけでがっくり。10thまでに披露されたMASTER ARTISTの曲は数えるほどしかなくて、今日はそれをやってくれると信じて「全力アイドル」を予習してきたのに。いや、時間的にソロ曲をやる余裕がなかったのはわかる。でもMA3の曲はいったいいつ聴けるんだ……とほほ。
とはいえプラチナスターズの曲も、どれも好きだ。中でも真Pとしては、やっぱり「Miracle Night」がいい。ヘッドフォンから流れてくると、ついボリュームを1、2段あげてしまうくらい好き。
実は、プロデュースしたいアイドルは、プロ意識が高くて仕事を選ばず、ガツガツ前向きな感じの子が好き。だから担当はシンデレラならみくにゃんだし、ミリオンなら志保。765ASならとうぜん伊織あたりがバッチリ好みなはずだけど、「Miracle Night」の真の歌を聴いて、ああ、おれはこの人の声が好きでたまらんから真Pになったんだよなぁと思い出す。今日のパート分けでやたらとおいしいところを真が歌うものだから、ますます好きな曲になった。聴きたい曲はもっともっとあったけど、この「Miracle Night」が聴けたからいいや。許す(笑)。
イベントは3.5H程度で終わり、ほとんど全員が新宿にいたので集合は滞りなく、いつもの焼肉島津で打ち上げ。10人前後の人数でいついってもすぐ入れて心配になるけど、肉はぼちぼち美味いです。明日のオープニング予想を披露したら、意外とみんなバラけていて心配になる。えー、このタイミングを逃したら二度と聴けないよ?って思うんだけどなぁ。
*1 というかあの瞬間、客席ぜんぶ泣いたと思う。