ただのにっき
2014-06-18(水) [長年日記]
■ オフィスのプロジェクタにChromecastを挿して大活躍させてる
月曜から稼働している新オフィス、プロジェクトルームにEPSONの短焦点プロジェクタを2台設置してもらったんだけど(プロジェクタはプレゼン用途よりもディスカッション用途の方が有用なのでプロジェクトルームに置くのは当然ですね)、最近のビジネス用プロジェクタの例に漏れずちゃんとネットワークで共有できるから、プロジェクトの各メンバが自分の端末の内容をプロジェクタに出力できる。
(ここで「プロジェク」がゲシュタルト崩壊してきたのでちょっと深呼吸)
ただ、(EPSONだけかも知れないけど)ネットワークプロジェクタ機能にはけっこう制約があって、プライマリディスプレイの内容しか出力できない(拡張ディスプレイ扱いにできない)とか、メンバが協調しないとソースの切り替えができない(他人の出力を勝手に奪えない)とか、その他もろもろディスカッション用途で使うことをあんまり想定してない。いくつかの制約は追加のソフトウェアを導入すれば解消できるっぽいのだけど、もう面倒くさくていけない。
そこで、(買ったはいいけど使い道が見つけられなくて困っている人続出の)Chromecastを買ってきて、プロジェクタのHDMI端子に突っ込んだ。プロジェクタ本体にUSB端子が付いているので給電も問題なし。
これで、メンバ各自が自分のChromeブラウザから出したいタブを選ぶだけでどんどんプロジェクタの内容を切り替えられるようになった。2台あるプロジェクタのどっちに出すのかも自由だし、もちろん両方に同時出力もできる。ブラウザの内容しか出せないという新たな制約ができたものの、昨今、見せたいものはたいていブラウザの中にあるのだから問題ない(ChromeブラウザはPDFも表示できるし)。議事録だってWikiを表示しながらその場で書けばいい。画面の拡大なんかもブラウザの流儀だけでできるから、操作体系がずいぶんスマートになった。Chromecastはオフィスでこそ活躍できるよ、オススメ。