2013-09-18(水) [長年日記]
■ HTTPリクエストの圧縮をサポートする
HTTPクライアントから大きなデータをPOSTするときに圧縮可能ならそうして欲しい場合があって(もちろんブラウザはそんなことしてくれないので専用クライアントを使う前提)、サーバアプリは圧縮・未圧縮の状況にかかわりなく書きたいので、その部分だけRackミドルウェアにしてみた。ちなみにリクエストではなくてレスポンスなら普通の話なので何も考えずにRack::Deflaterを使えば良い。
最初、Rackでリクエストのbodyを操作する方法がわからなくてTwitterでつぶやいたら@moroが教えてくれたので解決。いつもいつも助かります(^^;
こんな感じで使える:
require 'rack/request_decompressor' use Rack::RequestDecompressor
クライアントはContent-Encodingヘッダを追加してPOSTすればよろしい。
2013-09-17(火) [長年日記]
■ 伊豆天城の「あせび野」に泊まってきた(2)
続き。
温泉旅館で朝、洋食が出るというのはかなり珍しいと思うけど、あせび野では(バイキングでない)コンチネンタル風の朝食が選べた。子供のころから朝はパン食で、ご飯だと一日調子が出ないのでこれは嬉しい。もっとこういう宿が増えるといいのに。
10:30まで風呂に入ったりしてチェックアウト。総じていい宿でしたな。タブレット端末のアプリだけは×だったけど。Androidの方がいいんじゃないですかね。
帰りは西伊豆に出て、小土肥温泉の海岸を散歩したりしたのち、沼津漁港で寿司を食べて帰宅。平日の移動は渋滞が少なくていいよなー。とくに台風の翌日ということもあって、行きも帰りも快適だった。
2013-09-16(月) [長年日記]
■ 伊豆天城の「あせび野」に泊まってきた(1)
ちょっと遅い夏休みをとって、伊豆天城にあるあせび野という宿に泊まってきた*1。部屋風呂源泉かけ流しといういまどきのスタンダードなのはもちろんながら、しっかりしたモダンな建物で清潔感があり、いい宿だった。複数ある温泉がどこもいい感じのぬる湯で、いくらでも浸かっていられるのもいい。
離れにある貸し切り風呂は、そばを流れる猫越川(ねっこがわ。いい名前!)の川面近くまで階段を下ったところにあって、今日の昼まで猛威をふるって京都を水没させた台風の影響で濁流になっていて、ちょっとしたアトラクション的な? 上の写真は翌日に撮ったので濁りはなくなっていたけど。
食事は部屋ではないので当初は残念に思っていたのだけど、ありがちな「食堂」ではなく完全個室ですぐそばの厨房から熱い料理が運ばれてくるので、これはむしろ部屋食よりもいいかも。料理もどれも美味しかった。
面白い趣向として、各部屋にタブレット端末が装備してあって、専用アプリで貸切風呂の予約や土産の申し込み、館内見取り図の確認などができて便利。……なんだけど、肝心のアプリのレスポンスが非常に悪くてUXとして上等とは言いがたいのが残念なところ。あんな紙芝居程度のアプリであの程度のレスポンスしか出せないのは開発会社に問題があると思うので、作りなおさせたほうがいいと思うね。あと、タブレット端末がつながっている館内WiFiはパスワードがかかってないので客も自由に使えるけど、その案内がどこにもなかったのも残念ポイントか。
*1 と、ここでWebサイトにリンクしたいところだが今どきフルFlashでどうしようもないのでリンクしない。ググってください(笑)。
◆ hsbt [これは便利そう]
◆ ただただし [「大きなデータ」と言いつつ全部オンメモリで処理してるあたりがまだアレだけど。]
◆ ただただし [gem化した: https://github.com/tdtds/rack-request_decompressor]