ただのにっき
2008-12-24(水) [長年日記]
■ 実家に振込め詐欺の電話があったらしい
珍しく親父から電話があって、やぶからぼうに「お前、風邪ひいてるか?」
なにごとかと思ったら、さっき風邪をひいて高熱を出して寝込んでいるおれから電話があって(だから声がおかしい)、「携帯が壊れて番号が変わった」のだという。
そんな状態でする内容の電話じゃないだろう、という時点でツッコミどころ満点なんだが、それでもお袋は騙されかけたらしい。人がいいにもほどがある。
運のいいことに親父がいたので電話を代わり、「おれの誕生日を言ってみろ」とか「お袋の誕生日を言ってみろ」とか問いつめたところ、「熱で意識が朦朧としてわからない」とか言いはじめたので切ったそうだ。親父はまだしも、お袋の誕生日は忘れようがないくらい印象的なので、これで完全にクロ。詐欺師の人はターゲットの誕生日くらい調べておこうね。
それにしても、いきなり金をせびるんじゃなくて、まず連絡先を確保するという手法は初めて聞いた。ツーフェーズコミット? たしかにこの段階で信用させられたら、その後は金取り放題だもんなあ。うまいこと考えるわ。って褒めてどうする。