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ただのにっき

2008-08-13(水) [長年日記]

Bluetooth、捨て。

今年1月に買ったMicrosoftのBluetooth接続のマウスだが、ときおり反応が極端に悪くなったり、接続が一瞬切れたりする。特に前者は、粘性の高い液体にマウスカーソルが浸かっているかのごとく重く、しかも慣性があるみたいに止めたいところで止まらないので気持ち悪くて仕方がない。ペアリングのしなおしでも直らないのでリブートしなくちゃいけなくて、しかもリブート後にもまた発生したりして、もう我慢の限界。

けっこう高価なマウスだったし、ほんの半年あまりしか使わないというのももったいない話だが、このストレスは耐えられん。しまっておいた有線マウスに置き換えた。ハードワイヤード万歳! もうBluetoothマウスなんて二度と使うもんか!!

Microsoftの最新OSに、Microsoftのハードとドライバという組み合わせで、ここまで使い物にならないというのも信じがたいので(「いやあり得るだろ」というツッコミはなしで)、ウチの環境が悪いのかも知れない。2.4GHz帯を使っている機械は、電子レンジ、無線LAN(近所の家のものも含め)など、周囲に数多くあるし。でもそれって一般家庭じゃ普通だし。

マウスだけじゃない。たとえばA2DPで音楽を聴こうとすると、間に人体が挟まるだけで音が切れるとか、とても実用に供されているプロトコルとは思えないモノもあったりして、やっぱBluetoothってダメな規格なんじゃないかと考えざるを得ないのだよな。

けっきょく役に立っているのは、バイク用ナビの音声案内をHSPで転送する場面だけ。これだって、案内の開始から1~2秒はネゴシエーションに消費されて音声が途切れるし。「Bluetoothで快適生活!」みたいな宣伝文句には踊らされないよ、もう。