『夕凪の街 桜の国』を読み返し。最近は文庫も出ているようだけど、緻密な絵なので単行本の方でぜひ。比べてみると、文庫の方は表紙もトリミングされてるんだなぁ。
こうの史代といえば先日出た 『この世界の片隅に(2)』も太平洋戦争モノだが、こちらは次第に陰鬱な時代になる中、しっぽりした話が増えつつも、例によってドジっ娘の主人公のおかげで読後感は明るい。『夕凪~』は掛け値なしの傑作だけど、「好き・嫌い」で言うと、こっちの方が好き。