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ただのにっき

2007-08-09(木) [長年日記]

spc.gr.jpドメインが復活

昨日から使えなくなっていたspc.gr.jpが、紆余曲折の末、なんとか復活。

今まで使っていた愉快堂<yukaido.ad.jp>がおよそ1年前に倒産して、各サービスが3社くらいに譲渡されたんだけど、jpドメインに関してはヒューメイアレジストリ<humeia.co.jp>になっていた。

  • ヒューメイアは愉快堂の顧客に対し、契約更新に関するメールを一斉通知(メールが見当たらないのでspam行きになってた可能性が大)。
  • おれは愉快堂には2006年に5年契約をしていたのであと4年くらいは何もしなくていいと思っていて、かなりのん気に構えていた。
  • ところがヒューメイアは管理は譲渡されたが営業は譲渡されていないので、5年契約とか知ったこっちゃない。
  • 結果として1年経過して契約が切れ(愉快堂がJPRSに1年分しか払っていなかったのだろう)、めでたく(?)spc.gr.jpは廃止ドメイン扱いに。

JPRSが1年単位でしか支払いを認めていないのか、それとも愉快堂がキャッシュフロー改善のために複数年契約の顧客に対しても裏では毎年更新にしていたのか不明だが、先払いしていた残り4年分のドメイン使用料はパァである。まぁ、最初のメールを読み落としていた時点でおれの負けか。

しかたなく、ドメイン復活手数料を払って復活させた。ヒューメインはちょっとお高いが、いまは新しいレジストラを物色している暇はないので仕方がない。そうは言っても、高いだけあって作業はめちゃめちゃ早かった。復活依頼をしてからカードで支払い、ドメイン復旧とネームサーバ設定まで1時間くらいしかかかってないんじゃないか。これはすばらしいサービス。

これで1年(といっても6末までだが)は安泰だ。でもまぁ、いい加減コストパフォーマンスの悪い属性型JPドメインを保持するのもなんだなぁ。選べるレジストラも少ないし。そろそろ10年くらい使っていて、愛着もあるし、死ぬまで変わらないメールアドレスにしようと思っていたけど、gTLDで何か取るべきかも。かといって、いいドメイン名が思いつかないんだけど。

ともあれ今回の教訓は、いつ潰れるかわからない新興企業と複数年契約を交わすのはアホということだな。いい経験になった。今後ドメインの更新は、割引とかに惑わされず単年度契約にしよう。