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ただのにっき

2006-06-13(火) [長年日記]

普通の人にリーチする、ということ

Rubyカンファレンス2006の発表資料がぼちぼち公開され始めている。見逃した1日目の資料を少しずつ見始めているところ。いずれビデオも公開されるはずなので、そっちも楽しみだ。

おれの発表はほめてくれる人も多いんだけど、リハーサルなしだったので言いそびれたことも多い。ピュア高橋メソッドではないし、書いてないこともたくさん喋ったから、ビデオが残るのはありがたいな。自分で見るのは怖いけど。

言いそびれた(やりそびれた)ことその1は、tDiaryの話に入る前に、使ったことがある人に挙手してもらい忘れた。最近は「RubyってRails使うのにいるんだっけ?」的な人も増えているはずなので、前置きなしでtDiaryを出しちゃダメだよね……。

その2。なんでアプリケーションで普及を目指すのか、というところで、開発者ではなくエンドユーザ(==普通の人)にリーチしたいからだ、という点を強調し忘れた。これを言わないと焦点がぼやける。そういう点で、2日目の発表で一番共感したのはBioRubyのLTかな。あっちは「普通の人」じゃなくて「普通の研究者」かも知れないが。同様に初日のごとけんさんの発表を聞き逃したのは痛い。これはビデオ待ち。

つーか控え室の方が面白かったというのを今頃知って、頭を抱えているわけだが。あー、そりゃそうだよなぁ。会場の後ろのほうでぼけーっとしていていいはずがない。スピーカーとしてのせっかくの特権を生かしきれなかった。とほほ。