ただのにっき
2001-03-09(金) RuBBS、Visor Edge [長年日記]
■ 城南予備校のポスターのコはなかなかかわゆいと思うのだが、どうか。
■ Postfix vs qmail
本屋で毎月恒例の「日経LinuxとLinux Magagineのどっちを買うか」をやって、いつも通り日経を買ったあと(だったら悩むな)、「UNIX USER」が「Postfix vs qmail」という特集をやっているのに気づいて後悔。これを買うべきでした。と思ったら会社の後輩(若手有望株、こないだネットワーク管理者にスカウト、Ruby洗脳中)が来たので買わせる。これでよし。いつまでもsendmailじゃないしな。
■ RuBBS
RuBBSをeRubyで書き直して0.5.0にする作業中。こんどのRuBBSは、今後のRubyの普及を睨んで、WWWサーバにRubyさえ入っていればftpするだけで動くがコンセプトだ。ISP上で運営するにはtelnet不要じゃないとな。あとはISPにRubyを入れさせるだけです。みなさんがんばりましょう。と言いつつ、suercub.net(実態はpos.to)に入ってる1.4.4を入れ換えてもらうのが面倒で、自分で1.6.2をビルドしちゃったのはワタシです(をい)。でもRuBBSは1.4でも動くけどね。
動作環境のバリーションを増やすために、www.spc.gr.jp(FreeBSD 2.x)や、supercub.net(Linux 2.2.x)などにテストバージョンを入れまくる。www.spc.gr.jpの方はcrypt(3)がMD5らしく、与えたsaltを全部使ってくれてしまうので、生成した暗号化パスワードに改行が含まれてしまい、困った。saltのお尻にchomp
をつけて対応。ついでにRubyのマニュアルも直しておく……と思ったらすぐにあらいさんに突っ込まれる(とほほ)。根っからのad hoc人間だしなぁ >おれ
supercub.netの方は、MTAがqmailなので、「DateとMessage-IdはMTA様にお任せ♪」というポリシー(嘘)のRuBBSはまずいということが判明。これやると、経路中にsendmailが入らない我が家では、Dateの落ちたメールが届いてしまう。というわけで、多少マシなヘッダを入れるコードも挿入。「いつまでもsendmailじゃないし」とか言っててこれだ。つーかTMail使えってか。さらに、ここのRuby 1.4.4で動かそうとしたら、Net::SMTP
がホスト名の取得にENV['HOSTNAME']
を使っていて動かない。内部でSocket::gethostname
を使って無理やり値を設定してやる。
さらにkomainu.pos.toに入れてみたらなんと、String#crypt
がSEGVる。なんだこりゃ。おお、MD5にしか対応してないから、saltに「$1$
」をつけないといけないってか。どうやって対応しよう……。
さらに。データの保存にDBMを使うのをやめてGDBMにしたら、DBMは入ってるけどGDBMはないとか、その逆のサーバとかあってヘコむ。たった3ヶ所なのに、環境にバリエーションがありすぎだぁ。面倒なのでGDBMのrequireに失敗したらDBMを使うように改造。これではなかなかリリースできん。あー、Windowsで動かしてないなぁ。めんどくさいからいっか(笑)。
■ Visor Edge
うーん、Visor新型(予想?)かぁ。なんかGraffitiエリアが狭い。Springboard外付けはだっさい。乾電池使えないの? ……というわけで、これがホンモノなら興味なし。Platinum買っといて良かった。予備にもう1台買っとくか(笑)。