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ただのにっき


2020-02-15(土) [長年日記]

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Growing Rock! DAY1へ現地参加してきた

シンデレラ7thの情報が小出しにされてる頃、最終公演の大阪はテーマがロックなので生演奏! しかもバンドメンバーはシンデレラの楽曲を作ってる人とその仲間たちです、と発表されて、さすがにこれは現地で観なきゃ後悔するヤツじゃん……と思ったわけです。まぁ、現地で観なかったことを後悔しないライブなんてないわけだけどさ。

[写真]シンカンセンスゴイカタイアイス(ピスタチオ)

というわけで、万難を排してチケットを確保、宿も新幹線もとって、駅メモのブルーライセンスも購入、ひさびさの一人旅。さっそく新幹線ではシンカンセンスゴイカタイアイス(ピスタチオ味)を所望するなど(←はしゃいでますね)。

[写真]イオン側からみた大阪ドーム

新大阪駅で食事したら、すぐその足で京セラドームへ。いやー、ほんと変な形。とてもドームには見えない(中はちゃんとドームっぽいんだけど)。恒例Cygamesフラスタはすごい行列だったので諦めて、近くのイオンで展示されている(4thや6thで使われた)衣装を眺める。実はホンモノの衣装を見るのは初めて。で、今までの印象を完全に改めることになる。

アイドル衣装なので、ピンクなんかの膨張色が多めだから、遠目に見て「××ちゃん、ちょっと太ったね」なんてことをよく口にしていたりするんだけど、実物はまぁ、これを人が着るの!? っていうくらいちっちゃくて細くて、"オートクチュール"とはいえ、ほんとうにびっくりした。太ったなんていってごめん。というか、このサイズの女の子があんなに激しく歌って踊るのか。マジですごいな。本業ですらない、声優なのに。

……とまぁ改心しつつ今まで以上に彼女たちへの尊敬の念を掻き立てられたのではやくライブに参加したいのだが、時間はまだまだあるのでまずはホテルにチェックイン。東横インの通天閣店は新世界のド真ん中に立っていて、否応なしに大阪気分を盛り上げてくれる(がすぐドームへとんぼ返り)。

今日のシートは3塁側の下段で、ステージ下手側。凝りに凝った前2公演のステージ構成と違って、メインだけがどーんとある。なぜか緞帳がかかっているので、中身は見えない。これ、小細工なしで直球勝負ってことだよなぁ。期待値MAXだよ。


客入れ直前曲は「Dear My Dreams」でニヤリ。ライブイントロは7th共通のロックアレンジで、緞帳前で踊るダンサーも4人ずつがPops、Dance、Rockとこれまでの公演の衣装。いよいよファイナルって気分になる。で、幕が切って落とされると同時にドーンと生音で始まったのがなんとガルフロ! Pops、Danceは公演テーマ曲でスタートだったから「Unlock Starbeat」だと思ってたのにいきなり外してきたぞぉ。間髪入れずに「Unlock Starbeat」、衣装はイベントと同じ真紅のカッコいいジャケット衣装「クリムゾン・ロッカーズ」。いやー、生演奏まじでいいわ。ビリビリくる。

さて、全曲書いてるとどうにもならなくなるので、印象的だった曲だけ……絞るの難しいけど。

前半はやはり「OωOver!!」それも長いギターソロから始まるHeart Beat Version。そうそう、Rock公演ならこれを入れなきゃなぁ。なにせ今日は、CDで演奏してる当の本人がギター担当だ。バンドはツインギターだから、曲中のギターソロでもAsteriskの2人それぞれがエアギターで絡むのも良き。

初披露の「義勇忍侠花吹雪」。来週CDが出るのでまだフルで聞いたことがないんだが、ソロパートが長めにあって、なかなか聴きごたえがある。ダンスもカッコいいし。とくにますみん、腰の入ったいいダンスをするねぇ。

本公演の新曲は、フォーリンシーサイドの「Gaze and Gaze」。このユニットはちょっと面白い。今回の出演者とこれまでモバマスに登場したユニットをぜんぶ見比べて、まだ曲を持ってないユニットがフォーリンシーサイドだけである、という推論をした人たちがいて、わざわざ特製のタイルを作って待ち構えていたんだよね。開演前にはそのタオルを掲げてアリーナを練り歩くPたちの姿が目撃された。なのである意味予想どおりの登場なんだけど、その予想の過程がなんとも愉快だと思う。なお川島さんとお嬢のデュオ、曲が最高なのは言うまでもない。

「Trust me」、「発火」のくだりで本当にステージが発火(笑)。やったー、フレイム演出だ! これはこのあとのステージが楽しみ。

後半はステージ上段にバンドメンが集合してのアコースティックライブ。これは素晴らしかったねぇ。アコースティックは想定内ではあったものの、「薄荷」は渕上様の実力発揮。「in fact」はちょっとラテン的なアレンジが入って軽快さが出てるのも良かった。翌日にもっととんでもないのが来るとは思いもせず純粋に楽しんだ。

アコースティックパートのあとはバンド再編成の間を通常のカラオケ版で3曲あったけど、その最後がゲスト2人(りあむ、雪美)による「夢をのぞいたら」。いやー、初々しい。良き良き。せえなはルックスはあまり寄せてないけど言動はだいぶ近くて面白い、というかすごく真面目に演技を構成してる感じでポイント高い。なかみーはMCでずっとアイマスに憧れていたことを明かし(これを言われるとすべてを許してしまうのでPはチョロい)、公演後には「輝きの向こう側へ!」公開当時に撮った春香の等身大パネルとの記念写真を公開するなど、高感度爆上げである。

後半戦は「Palette」「Max Beat」「双翼の独奏歌」の初披露とか、ロックの日なのに「おんなの道は星の道」がちゃんとあったとかいろいろあるけど、やはり特筆すべきは初登場VelvetRoseによる「Fascinate」だろう。千葉公演のmiroirと同様、突如声付きでデレステに登場した新人ユニット。当然風当たりは強いわけで、この初披露の場(よりによってドーム)でガツンと存在感と実力を見せつけないといけない、ある意味とても気の毒な2人。……なんだけど、そんな心配をよそに、というかすでに他の曲で実力の片鱗を見せつけていながら、この曲になったらさらに1、2段はギヤを上げてきた。とんでもねぇ実力派だぞ、VelvetRose。ある程度キャリアのあるかおるんはまだしも、ド新人のリコちゃん、声が太くてごっついのが気に入った。めっちゃ声量あるし。これはどんな曲に入れても目立つぞぉ。これは将来楽しみだ。

さて、終盤最大のトピックといえば、はっしーの「HOT LIMIT」だろう。よくよく考えれば千葉も名古屋もここにはなんらかのカバー曲があったので予想はついたものの、本当にやるとは思わなかった。いや「やらない」という前提で「やったら面白いよな」みたいな予想はしていたんだけどさ(笑)。おまけに曲の終盤にはどこからともなく風がはっしーむ向かって吹きつけるという演出つき。この曲のためにだけ装置をつけたのか。バカじゃねーの(笑)。ちなみに今日、西川の兄貴も大阪でライブだったそうだ(しかもDJ KOOが一緒)。それじゃ共演はできないわなぁ。


そんなわけで、予想された曲も意表をつかれた曲もありつつ、やはり生バンドは良い、という結論のDay1は大大大大満足で終了。明日がほんとに楽しみだ。

その後、新世界まで移動して現地に集合したわさます勢6人で打ち上げ。もっぱら串揚げ。打ち上げのあと、1分で宿に帰れるってのはいいなぁ。

[写真]かんぱーい


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