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ただのにっき


2018-12-03(月) [長年日記]

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最近のシンデレラガールズの楽曲販売にはほぼ文句しかないのだよ。CDはゲームイベント後なんと1年たっても発売されないし、ようやくゲーム楽曲だけでもデータ配信が始まったと思ったらイベント後1週間待たないといけないし。この1週間がどれだけバカバカしいインターバルかというと、6thLIVEツアーのテーマ曲「Starry-Go-Round」の配信がメットライフドーム公演の後だし、ナゴヤドーム公演で初披露になった「Sunshine See May」も公演翌日になっての配信だ。

もうね、バカじゃねーのとしか言いようがない。なんでライブの予習をしたい勢に売りつけないんだよ! 商売っ気なさすぎだっつーの。

そんなわけで呆れはてたので、ライブ後に配信される新曲は、もうCDが出るまで買わない*1つもりだった。少なくとも次のライブまでは。

……そう思ってたんだけどさー、くそー、ナゴド公演での山紫水明のパフォーマンスを見てしまったら、買わない選択肢なんてないじゃんか! おれは二人の歌を、手元に置いて何度でも聞き返したいよ!! というわけで買った。リンク先はAmazonだけど、最近はもっぱらmoraで買ってる*2

この曲をどれだけ気に入ってるかというと、買ってまず最初にAudacityでイントロだけ切り取って目覚まし用のアラーム音にした。いやー、これはいいぞ。目覚めがめっちゃ良くなる。イントロだけにしたのは、声まで入れると逆に寝そうだったからなんだけど。

そんなわけで、いい買い物をしました。続いて発売になる楽曲はCD出るまで買わないけど。もうちょっとまともなビジネスしてくれよ、コロムビア。21世紀もまもなく20年がたとうとしてるのに、いまだにCDで音楽を買ってるなんて、恥ずかしくて日記にも書けないよ(書いてる)。

B081K2FF14

*1 そもそも配信で先に買ってもCDには別の曲がカップリングされているから二度買いなるのも馬鹿らしい。

*2 CDはYodobashi.comでしか買わないし、Amazon離れはだいぶ進んだ。


2018-12-02(日) [長年日記]

「坐禅会」なるものに初めて参加した

常福寺の門

先日トークショーで坊さんの話を聴いてきたかみさんが「座禅をやりたい」と言うので、ちゃんとした座禅はやったことがないおれも乗っかることにした。車で20分くらいの市内に、毎週末に坐禅会をしている寺がある(→常福寺坐禅会)とのことなのでさっそく参加。

近所とはいえ7時開始のイベントに行くには5時台に起きて支度しなければならないわけで、これから真冬にかけてけっこうつらそうだ(とやる前から挫けそうになっている)*1。サイトには9時までの2時間と書いてあってビビったが、座禅は最初の1時間だけで、その後は境内の清掃や簡単なお茶会とのことだった。

座禅というとそもそも結跏趺坐からしてキツそうだし、バンバン叩かれて痛そうだしとネガティブなイメージもあるが、両足が組めなければ片方だけでもいいし*2、叩かれたい人だけの希望制とのこと。和尚いわく「座禅は我慢大会ではないですから」とのこと。そりゃそうだよなぁ。

今日は坐禅会

座禅は1本25分の2ハーフ制で(←書き方……)、冒頭と最後に読経が入る。敬虔な無神論者としてはここが一番心理的なストレスを感じるところなのでなんとかしないとなぁ。座禅をしているあいだは、視線を落とした先にちょうど畳の縁があるので、その丸い模様をぼんやりと見ていたら、2ndハーフのときにはその模様がふわふわと動き出したり分裂したりして面白かった。ドラッグだこれ。

それはそれとしてなかなか面白かったし、週に1回くらいなにもしない1時間があってもいいなという気分である。しばらく続けてみようということになった。

Tags: zen

*1 本堂の中でやるとはいえ窓は全開なのでほぼ屋外。

*2 足の悪い人なんか椅子に座ってやっている。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! ナゴヤドームDAY2のLVへ行ってきた

ナゴヤドーム公演のパンフレット

昨日に引き続きバルト9でライブビューイング。前日のライブから座禅→またライブ……って、テンションの上げ下げがだいぶ激しい感じがあるな。人間の順応力すごい。

今日のLV勢は4人。なお今日は勝手知ったるいつものシアター9だった。


「Snow Wings」は好きな曲なのに「あれ、今日オリメン揃ってるじゃん!?」とか開演直前に気づくていたらくで、しかも「開幕は乙倉ちゃんソロで間違いなし」とか言っててひどい話である。で開幕は「Snow Wings」だった。や、もう純粋に嬉しい。デレステ最初期からのお気に入り曲、オリメンでやっと聴けた。はー、幸せ。

そのあとの「追い風Running」は予想どおりというか予想を超えてというか、個別衣装でさらに本物度がアップして「あんたそれ以上本人になるってどういうことだよ」と意味不明なツッコミを入れたくなるほど。

さて、個人的に前半ブロックの白眉は「Sunshine See May」だった。昨日より数段レベルアップしていて、二人の親密さも増している感じで「あー、このデュオ好き」ってなる。特によしのんが、よしのんにしか見えないというか「よしのんってこういう感じの子なのか」と気づかされたというか。しなやかで柔らかい立ち居振る舞い、穏やかで幼さの残る顔立ち。アイマスライブで稀にみられる「降りてきている」状況がまちがいなく発生していた。(いつも高いテンションで明るく笑っている中の人とは180度違う)本物のよしのんがそこにいたし、おかげでおれ、よしのんの良さにようやく気づけたよ!(絶叫)

予習用プレイリストから「きらりんロボ」を外すかどうか最後まで悩んで入れておいたおれ大勝利。すぷふぇすでは聴けなくて悔しい思いをしたし、嬉しさひとしお。グラッシー帝国、哀妻の響子が一番破壊力のある武器で笑った。そのあと(世界観を引き継いでの)「あんずのうた」が、なんと杏ともりくぼのデュオで歓喜! 5thのメドレーでカバーしたのを受けてのデュオだもんなー、すばらし。

「Treasure☆」のイントロが流れて「美嘉いないのにどうすんだ?」と思ったら、セクギル+あんきらの5人という変化球。早苗さんがコルトの銃口を客席に向けてて笑った。他のメンバはそれっぽい時代の道具なのに……いや、きらりんも「きらりん棒」持ってたけど。

うーん、印象に残ってる曲について書くだけでもきりがない。一気に後半に飛ぶと、サイバーグラスで「Nation Blue」は個人的なご褒美だった。トロッコだったけど、この2人がクールな曲を歌うのはいいよ、すごくいい。これを含めて終盤はまた息も絶え絶えになるセトリで、「Neo Beautiful Pain」なんて5thからさらに完成度を増して、ダンスが一挙にスムーズになっててすごかった。

昨日と同様の∀nswer〜Trinity Fieldは言うまでもなくなんだけど、続いて「流れ星キセキ」になる流れがエモいのなんの。ステージの照明(TPの三角形にNGsの三角形が重なって星型になる)もさることながら、凛の衣装にニュージェネのロゴが付いているのを見つけて「ふふっ」てなる感じも好き*1。そこからの全員で「always」だもんなー、泣かせすぎだろう。こりゃたまらん。


今日の「爆弾」、シンデレラガールズに(数年ぶりに)新アイドル7名追加の発表には驚いたね。現状すでに180人あまり。まだ声のついていないアイドルも大勢いる中で、かつてのように新規追加はもうないだろうと思いこんでいた(そう思い込んでいただけ)。さすがにいきなり声付きで追加ってことはないと思うけど(そうなったらさすがに暴動ものだろう)、韓国版の3人をなんとか救ってあげて欲しいよなぁ。このままいなかったことにするのは韓国のPたちが気の毒すぎる。

打ち上げは名古屋つながりで世界の山ちゃんへ。MCに出てきた「味噌だれポテト」を、味噌カツ+フライドポテトを注文することで実装してみたが「ケチャップの方が合う」という結論に。加蓮め……。

かんぱーい

*1 アニメで両ユニットの板挟みになったのを受けつつ、4thでTP寄りの衣装なことをいじられた流れを受けての細工だろう。味わい深い。


2018-12-01(土) [長年日記]

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! ナゴヤドームDAY1のLVへ行ってきた

安部ナナちゃん(Photo by @yukki7291)

忙しくて2週間ほどビハインドになっている日記を、懸命に思い出しながら書いている。写真は現地で知人が撮ってきてくれた「安部ナナちゃん」(七周年を迎えるその日に七代目シンデレラガールの安部菜々(17)に扮した名古屋のシンボルナナちゃん)。味なことをしてくれるぜ。もう泣きそう。こっちは現地ではなくいつものように新宿バルト9でLVなんだけど。

せいぜい3.5万人のメットライフドームを大幅に超える5万人収容のナゴヤドームということもあって、現地に行ける勢はほとんど行ってしまったのでLV組はたった3人。いつもは一番大きなシアター9だけでなく複数のシアターを使うことが少なくないバルト9も、今日はシアター6ひとつのみだ。

メラドではやれ衣装使い回しかよとか、シナリオ化されたMCが味気ないとか、いくつか文句があったわけだが、言うまでもなくこの方向性がツアー中に変更されるわけはなく、文句言ってばかりで楽しめなかったら本末転倒である。楽しむにはノればいい。すでに仲間たちの会話は新規組の衣装にフォーカスを移しているし、中の人ではなくアイドルの名前を使うようになっている。ステージ上にいるのは声優ではなくアイドル本人という体で遊ぼうということだ。長年アイマスと付き合ってきたわれわれは適応力が高い(笑)*1


メラドが春と夏だったので、今日は秋の遊園地だ。シンデレラの秋といえば名曲揃い。あの曲やこの曲が聴ける……と妄想だけでテンションがあがる。というわけで本編開始。上記のノリそのままに、名前はアイドルで統一する。

なんといっても、出てきたアイドルたちの、とりわけ新規組の衣装に目を奪われる。とくに法子、スカートがわりに付いているのは巨大なフレンチクルーラー! すぐにダンスの制約が大きそうだと考えてしまうけど、そんな不安を吹っ飛ばすインパクトが、いかにも法子らしくて素晴らしい。この衣装を実体化すると決断した時点で勝ちだわ。

あと茄子さんね、再現度もさることながら、大胆なオフショルダーを目の当たりにしたこっちはなんだかイケナイものを見ているような、すごいやましい気持ちになる。思い浮かんだキーワードが「罰当たり」なあたり、キャラクタ性と相まってこれがすごいインパクトだった。カード絵では微塵もなかった感情が、現実になると顕在化するというのが面白かった。

逆に大胆にへそを出した雫のみごとなカウガールっぷり、あまりに健康的でちっともエロくないところがいかにも雫らしい(笑)。もりくぼは[森のものがたり]かー、[ギフト・フォー・アンサー]がいいなと思ってたけど、これもかわいいしな。山紫水明の2人の再現度もすごい。その布、どこから見つけてきたのってくらいにゲームそのままだ。あやめ殿はくのいちそのものだし、三船さんは華麗だし、4thのときにくらべて全体的に再現度がグッと上がっていて本当に目に楽しい。いつもスマホの中で繰り広げられているあのMVがそのまま眼前にある。

前半でやられたのは「おかしな国のおかし屋さん」。メレンゲうさぎ役としてウサミン登場ははまり役で良いとして、王子役がまさかのもりくぼで大爆笑。なかなか出てこないし。かわいかったですねー。かな子はMCでもしるこサンドを食べたし、1公演で2種類も食べるとは……。あと法子もドーナツ食べてるし*2

Naked Romanceを美穂+卯月で歌うというのも良かった。4thでは神戸にしか出なかった美穂も初の個別衣装(かわいい)、アニメからうまれたこの2人のユニットも懐かしさと切なさが同居する複雑な感情があって、とても良い。

そして、ついに聴けたぞ「さよならアンドロメダ」。名曲中の名曲。オリメンからの2人に加えて5人での歌唱も、照明演出も素晴らしかった……円盤はよ……。

後半は、ガルフロからの流れがすごかったね。とくに直後のAnemoneStarがまさかのスタンドマイクだよ、ぎょえー。凛があの衣装でスタンドマイクを使うと、見ている全員の脳裏には、フィギュアやドールにまでなった同じカードの図柄が思い浮かぶというニクい演出だ。

早苗さん、ゆっこのソロ新曲が連続で、2人ともメイン→センターへと移動する同じパターンだったので「ははーん」と思っていたらそのとおり、センターで待ち受けていた雫が合流してのセクシーギルティ登場で盛り上がる。雫がほんと素晴らしいよ、まるで本人そのものだ(バストサイズ以外は)。そしてそのまま、毒茸伝説、Trust me、∀nswer、Trinity Fieldが続いて死ぬ。最近のセトリは本当に容赦がない。

個人的にはなんといっても、SS3Aぶりにindividuals全員が揃った∀nswer、サブステージ後方でもりくぼと輝子がメリーゴーランドに乗り、美玲だけがステージに残る体制で始まったと思ったら、美玲を残してメリーゴーランドが発進、そのまま3つのルートに別れてメインに向かうという構成がすごい。とくに一人で花道を歩く美玲のカッコイイことったらない。3人それぞれの個性がぶつかり合うindividualsを表現するにはうってつけの演出で、担当Pとしてはもう感謝感激。

Trinity Fieldもすごかった。Triad Primusがもうすごいんだから、新曲がすごいのは当たり前なんだけど、冒頭からセンターステージ上のサーチライトが光のピラミッドを作るんだぜ。「ゲームで見たあれだ!」ってなるじゃん。はー、テンションあがるわー、これは。


アンコール前の新展開発表で今年もCINDERELLA MASTERが3枚出ることになり、最初に目に入ったのがもりくぼで「ソロ曲だ、やっっった〜〜〜!」ってなりつつ、「しゅがはもか、嬉しい!」となってからの「ほ、ほ、ほたる〜〜〜!?」って流れが楽しすぎた。毎回、総選挙外からのサプライズがあってとても良い。ほたるPのみなさん、おめでとう。

メラドでの学習から今回のライブの「楽しみ方」がわかっていたというのもあるが、向き合い方が違ったナゴヤの方が何割か増しで楽しかった印象。LVだからアップが多いってのもあるかもね。現地だとここまで細かいところは見えなかっただろうし。結局、大会場のライブは雰囲気を楽しむ現地と、詳細を楽しむLVの両方で見たいねぇ(ここで数カ月後の上映会が効いてくるわけだw)。

明日は千秋楽で冬の遊園地! 冬も名曲揃いなんだよなぁ、楽しみ(ようするにぜんぶ名曲なのである)。

*1 この手の話題での決まり文句は「アンケートに書け」である。イベントごとに現地だけでなくLVでも事後のアンケートがかならずあるし、回答率はおそらくとても高い。フィードバックが改善につながることを知っているし、「かならず次がある」と確信できるアイマスならではの風習かも知れない。

*2 中の人の事務所が同じってところも笑いどころである。

関連する日記: 2018-12-02(日), 2019-05-14(火)

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