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ただのにっき


2016-04-20(水) [長年日記]

tDiary、15歳

わー、15年かー。

……といっても、今日はとくになにもしないのであった。この週末にパーティがあるからね。まだ空きがあるようなので、まだの方はぜひどうぞ。

プレゼンする予定だけどまだぜんぜん準備できてないのです……。

Tags: tDiary

2016-04-17(日) [長年日記]

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」幕張Day2(千秋楽)のライブビューイングへ行ってきた

[写真]3分冊になったツアーパンフレットとペンラ(もちろん白)

昨日に引き続きLVへ。千秋楽の今日は新宿バルト9。とうとうLVだけで全通してしまった……。かみさんには白い目で見られるし、家庭持ちがツアー7公演全通なんてするもんじゃないと思わなくもない。でも、通してみるとこのイベント、ツアーとは名ばかりの「24時間におよぶ1回のライブ(を7回に分割して実施したもの)」だったので、まぁしょうがない。うん、しょうがない!!

昨夜からの嵐が残ってて(みんなして「乙女ストームだ!」と言ってるw)、関東の交通機関もあちこちで遅れたり止まったり。よりによって京葉線が止まっているので、現地組は迂回したりしてたいへんだ。おれも少し早めに出ようと思ったけど、雨がひどくて外出する気になれない……とか言ってたらいきなり晴れて、気温がぐんぐん上昇し始めた。あっついわ。こりゃライブも熱くなるね!

昨日は「アイル」を中心にそうとうヤバいライブになってしまって、これ以上の盛り上がりを期待される千秋楽の今日はどうするつもりだろうと心配になってしまうけど、リーダーの2人がからんだLTDシリーズのキー曲でもある「ハルカナミライ」と「アライブファクター」をまだ演ってないのだ。これが肝になるのは間違いない。

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基本的にこれまでの公演と同じ、各出演者のソロと、LTDシリーズのデュオ曲を中心に、ときおりトリオを混ぜてくる構成はそのまま。ただ、なんか妙にバラードが多い。アイマスライブはバラードを終盤に固めてくる傾向があったのだけど、今回は前半でバラード曲使い果たしちゃってないか? てことは後半殺しにかかってくるってことか。

なんて想像をしながらも、さすが各公演のリーダーを全部集めた顔ぶれにハズレはなくて、なにより1年待った駒形さんの「vivid color」が本当に素晴らしくてですね。やっぱこの人はもっともっとライブに出るべきだよなーと思ったよ。ぜっきーとデュオの「Melody in scape」も最高。

ただ、デュオ・トリオの組み合わせがちょっと変というか、ひねりがある「感じ」がある。えっ、この組み合わせはちょっと新鮮だなぁとか、面白いけどちょっと合わないかもなんてのまであって、なんというか……「挑戦」? 次につなげる何かを模索してる雰囲気をビンビン感じるのだ。まぁ「Smiling Crescent」でもちょと手をつないで登場したゆきよのへなへなした笑顔に会場から盛大に失笑が漏れたのも含めて(笑)。

そんなこんなで最終ブロック直前までバラード主体のセトリで来たところに、ついに「アライブファクター」のイントロが。シルエットになった演者が誰か、目を凝らしてみつめていると……Machicoだ!! そうか、そうだよ。福岡を除く全公演に参加して次々と難しい課題に取り組み続けたツアー最大の立役者が、昨日の「アイル」を全力で歌ってついに千早の代わりに静香の隣に立つ権利を手に入れたのだ。アイマスにおいて千早の代わりを務めるということがどれだけ重いことか言うまでもないが、いまのMachicoに文句をつける人なんているはずがない。

なにより面白かったのが、千早とは明らかに異なる(むしろ美希に近い)パーソナリティの翼と、ミリオンの青代表・静香のぶつかり合い。互いに向き合っての歌唱がまるで殴り合いに見えるほどの激しいバトルだが、不思議と不協和音には感じられない。千早とのそれとはまったく違う歌になっていたのはすごい体験だった。「信号機トリオ」と言われてぴょんころと並ぶことの多かったMachicoは、それでも2人からはちょっと下がった位置取りだったけど、このツアーでしっかり2人に伍する位置に昇りつめた気がする。

で、ここにきて「ハルカナミライ」で春香の代わりに未来の隣に立つ「権利」を持っているのは一人しかいないと気づく。ああ、そうか。このツアーのパターン、最後のリーダーデュオによる曲は「ハルカナミライ」なんだなぁ、と確信したのだった。

じゃあ「ハルカナミライ」へ至る道筋はどうつけるのよ……と思っていたら、まぁとんでもないことになっていた。この時点で残っていたのは各公演でリーダーを務めた10人のソロ曲のみ。アイマスの風習をぶち壊す、終盤になってから次から次へと実力派のソロ曲が打ち込まれるカオスで贅沢なメドレーなのだった。ひえー!!

個人的に特筆したいのはやっぱり天ちゃんの「絵本」なのだけど、今日はセンターステージでぽつんと一人、魂込めて歌う姿が、前からはもちろんのこと、客席を背景に後ろからのショットが実に神々しくて、またもやリウムを振る手が止まったのだった。はー、最高すぎるよ……。

そんな嵐のようなセトリを受けての「ハルカナミライ」は、むしろ平和というか、ミリオンの大黒柱であるぴょんころのチームワークはやっぱり最高で、楽しそうに歌う2人をみながら、こっちまで幸せになってしまう。そんな雰囲気を保ったまま全員の「Welcome」が終わって、最後の「Thank you」……の曲名コールで、あえて「ありがとう」と言うべきところでころあずが「Thank you」と叫んでしまってグダグダに(笑)。もちろん客席は大爆笑で、にもかかわらず容赦なくイントロが始まってしまい、なんとも締まらないエンディングになったのだった。いや、でもむしろこれがミリオンの面白さだし、客席もステージも、全員が間違いなく笑顔だったよ。これも良い良い。つーか、10thの「真実の白」といい、ころあずは「持ってる」よなぁ。


今日の発表はこの3rdライブツアーが、全公演映像化決定の報。おー、ランティスめ、ようやくやるべきことを理解したか。9thの不完全な商品化で、そうとう苦情を食らったんだろうなー(笑)。ま、当然ですよ。アイマスPがどんだけ金遣いが荒いか、思い知れっての。

さらに発表は続いて、なんとはやくも4thライブの告知。それも(またもや)37人全員で(ついに)日本武道館!! 「Thank you」の歌詞がとうとう現実になる。客席で発生した怒号のような雄叫びは言うまでもないが、なんと演者にもサプライズ告知だったそうで、みんな喜びでぐちゃぐちゃになっていた。中でももう泣かない宣言をしていた木戸ちゃんが大泣きで、それを(泣き虫に定評のある)ゆきよが慰めるというなかなか味のある風景が見られたりして。もちろんこっちももらい泣きだ。

言うまでもないが、いまのアイマスに武道館は明らかにキャパ不足だ。その2、3倍は軽く埋められるはず。でもなー。765にとっての「ドーム」と同じ意味、同じ価値が、ミリオンにとっての武道館にはあるからなぁ。やれるならできるだけ早いうちにやるしかない。来年やるのは正解だ。チケットは戦争だけど。それにしても、来年のライブの告知をしちゃうとは、本当にミリオンはリアル重視でいくんだなぁ。シンデレラと立ち位置の違いを明確にしないと差別化できないからというのもあるし、運営サイドもいろいろ考えているんだろう。

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終了は21時でだいぶ遅かったけど、やっぱり感想戦はしたいので、日本橋で観ていた3人と新宿2人で合流して焼肉食べてきた。でもみんな空腹をつのらせていたので写真撮る前に食べちゃった。のでビビンパの写真だけ(笑)。

[写真]焼肉 島津のビビンパ

Tags: idolm@ster

2016-04-16(土) [長年日記]

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」幕張Day1のライブビューイングへ行ってきた

[写真] Day1はTOHO渋谷

先々週の福岡公演から、ついにラスト、幕張へ。……あー、今日の日記、「アイル」のことだけでいいすか?(誰に聞いてる) まぁいいや、アイルのことを先に書いて、その他もろもろはあとで。

(未来の自分のための背景おさらい→)ミリオンライブは現時点ではメディアミックス展開がまだ弱くて、ラジオも1番組しかないし、もちろんアニメ化もまだ。その中で、門司雪がゲッサンで連載中のコミックががんばっていて、ゲームの補完だけでなくメインストリームにからむ新展開までやっている。先日出た3巻では、翼、ジュリア、瑞希の3人が自分たちで新曲を作ってシアターで披露するストーリーが展開、単行本の特別版にはその新曲「アイル」が実際にCDとして付属した*1

「物語」を得た楽曲がどれだけの力を持つかは、これまでのアニメでいやというほどわかっている。もちろん「アイル」もそんな曲のひとつになった。で、本日幕張Day1の顔ぶれには、今回のツアーで唯一、この3人が揃っている。ここで「アイル」をやらなかったら暴動ものだ。(←おさらい乙)

そんなわけで、愛美がセンターステージに一人で登場して「プラリネ」を歌い出したときは実は少しがっかりした。ギター曲を2つも? 愛美の負担が高すぎない? それでも一縷の望みはかける。「プラリネ」を歌い終えたあと、ステージが暗転したらたぶん「アイル」はなし。「プラリネ」を演奏中の愛美はいつも以上にノリノリで、曲の間はそんなこと気にもしなかったけど、とうとう曲もおわり、ステージは暗転……しない! ここで確信してペンラをカカカっとジュリアの赤から翼の黄にチェンジ。

その場で愛美は指輪にキス。(うおっ、あの指輪は!?) そして振り返ってメインステージに向かう愛美の先では、みっつの奈落からMachicoとアベリカ、主のいないスタンドマイクがすっと登場。愛美はMachicoとハイタッチをするとそのまま向かって右のマイクへ。あの3人、あの配置。きたぜぇぇぇ!!

あとはなんかもう「すごかった」くらいしか言えない。愛美はギターだけでなくコーラスにも入るし、今日のMVP的存在のアベリカは瑞希らしいクールさの中に秘めた熱を感じさせる絶妙の演技とみごとなコーラスで支え、そしてMachicoはスタンドマイクのおかげでほとんどダンスがないこともあって手加減なしの全力ボーカル。ころあずに勝るとも劣らないその歌唱力をいかんなく発揮して、翼の新しい一面をみせてくれた*2。いやもう、ほんとうにすごかった。すごかった……。

振り返れば、これより前にあった765プロカバーコーナーで美希の持ち歌である「マリオネットの心」をMachicoが担当したところから、ここに至る流れは始まっていたのだ。ちゃんとコミックに伏線があったじゃん。「ああ、翼は美希に憧れてるからねー」と軽く流してちゃいけなかったんだよなぁ。くそー、やってくれるぜ。


2日前の熊本での大地震の影響が各地に残っていて、とくに熊本のLVは劇場の安全が確保できないという理由で中止になってしまった。東日本大震災の経験から被災者にこそエンターテイメントが必要とわかっていてこの状況、気の毒でならない。熊本空港の閉鎖を受けて、被災しながらも福岡空港まで車を飛ばして幕張へ向かった強者のPたちもいたようだけど、LVを予定していたPたちにアンコール上映会とかしてあげて欲しいよなぁ。

残りは思い出しつつ、あとから追記していく感じで日記にしておこう。これまでの公演では演者ごとに書いてたけどもういいや、印象に残ったことだけつらつらと。

「アイル」の衝撃の直後にトロッコでひとり「ライアー・ルージュ」を歌った天ちゃんの心境はいかほどか。しかし、もうかつてのように客席に場違いな赤いサイリウムが灯ることはない。白いサイリウムを味方につけた天ちゃんはかつてないほど堂々とした歌唱で、すばらしかった。なにより、トロッコで移動中、会場のコンクリート打ちっぱなしの壁面に、スポットライトで照らされた天ちゃんのシルエットが映っていて、それがどうみても志保なのだ。この演出考えたヤツは天才だろ!! なんちゅーもんをみせてくれるんだ!!!*3

周年ライブ初登場の阿部里果が本公演のMVP。「アイル」はもちろん、ついに5人揃った乙女ストーム!の最後のピース、もちょ天にひけをとらない「虹色ミラクル」、「Cut. Cut. Cut」や「In The Name Of。...LOVE?」でのキュートなたたずまい。経験が浅いとはとても思えない堂々としたパフォーマンスで、これだけの負担をきっちりこなしたプロ根性がすごい。

ひそかなのり子推しとしては浜崎奈々も見逃せない。ソロをやるなら「求ム VS マイ・フューチャー」だよなーと思っていたけど、センターステージを四角いリングに見立ててのパフォーマンスは思わずニヤリとさせられた。やはり初舞台で、緊張も感じられたけど、それも含めて良かったな。また見たい。

リーダーその1のぴょん吉、珍しく硬くなってる感じで、トチりも少なくなかったけど、やっぱり「素敵なキセキ」は別格。一度として同じステージングをしないと決めているかのようにPたちを翻弄する(笑)のはなかなか楽しい体験だった。明日は誰と「ハルカナミライ」を歌うんだろう。

実は今回、なぜかマイクの持ち方が気になっていて、というのも最近のアイマスライブで使われているゼンハイザー5000シリーズのマイクは指向性が高くて扱うのが難しいという話をどこかで見かけたからなんだけど。もう一人のリーダーであるころあずは、そのマイクに対して常に口を正対させていて(正面のカメラだと常にマイクのお尻だけが見える)、ダンスしながら歌ってもまるでスタビライザーがついているかのようにぴったり追従させていたのが印象的*4。たんに歌が上手いだけじゃなく、マイクの指向性の一番おいしいところを使うような技巧も含めての「Precious Grain」は、まさにトリにふさわしい出来。こちらも明日演るであろう「アライブファクター」が楽しみだ。

B01KNCPKM2

今日はわさます内でも幕張現地や幕張LV組が多くて、都内でLVを観ていた人はあまりいなかったこともあって、即解散で帰宅した。ま、明日に備えて体力温存しておかないと。幕張は人数が多くて、その後の発表もあってきっちり4H、なかなかつらい*5

そうそう、最後に発表があった「Episode 0」は楽しみだなぁ。出会いの物語はデレステでも描かれていて、いい感じだもんな。やっぱり彼女たちがなぜアイドルを志したのか、そのストーリーは必要だ。そうそう、ゼロといえばもう何年も前の作品なのに強い印象に残っているのが「アイドルマスター EPISODE 0」ですなぁ(←ニコマスじゃねーか)。

Tags: idolm@ster

*1 「アイル」が収録されたCD付きの特別版は、今日のライブの影響でプレミアがついて中古で5000円という値段がついてしまっているので、未購入者にはほぼ入手不可能。

*2 コミックでは翼がハンドマイクに持ち替えてのダンスシーンがあるが、ここはあえて違う演出にしたのは大正解だと思う。Machicoの凄味がより出ていた。

*3 トロッコに注視していた現地Pたちは気づかなかったかも知れない。珍しくLV側にアドバンテージがある演出でもあった。

*4 次点がMachicoで「なるほどさすがホリプロ」と言うべきか。

*5 事前に「4時間台」と予告されていたので、経験上「これは4時間59分あるで」と覚悟していたけど、それはなかった(笑)。

関連する日記: 2016-04-17(日)

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