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ただのにっき


2011-02-13(日) [長年日記]

パブーから「キュレーションの時代」を買ってみた

パブー」といったら、ブログベースの電子書籍をシロウトさんが手軽に出版するためのサイトだと思っていたら、普通にプロの本も売ってるんだ……ということを、佐々木俊尚の「キュレーションの時代」を売っているというニュースから知った。

調べてみるとフォーマットはPDFとEPUB、しかもDRMフリー。なんだよ、これはある意味、理想の電子書店じゃないの。不勉強だったなぁ。

というわけで買ってみた。紙より200円以上安い700円。まだ読んでないので、感想は読み終えてから*1

パブーのFAQには「Kindleで本を読むことはできますか?」という質問に対して「はい、もちろんできます。PDFをダウンロードして読んでください」とあるけど、横書きPDFで1行40文字以上ある上に余白もけっこうとってあるから*2、Kindle3ではランドスケープにしても字が小さくて読めないだろう。ここはEPUB版を入手してCalibreでmobiに変換するのが正しい。DRMがかかってないからこういう技が使える。

それにしても、パブーのPDFとEPUB二本立てというのは現時点ではもっともポータビリティのある、実にバランスのいい選択だ。EPUBが読めない電子書籍端末は事実上存在しないし、紙に出したければPDFが使える。最悪の場合でもEPUBをほどいてHTMLを取り出すことだってできるから、仮に将来、EPUB対応端末が消滅しても「本」を救うことはできる。

読者としては、こうやって将来に渡って自分が買った本を読めることさえ保証してくれれば、わざわざ自炊なんてしないのにさ。逆にいうとこれが保証されない電子書籍なんてまったく買う気になれない。こういう、読者にとっては当たり前の電子書店がほとんどないというのはどういうことかねぇ。売る気がないんだろうか。

とかいいつつAmazonへのアサマシリンクを貼っておく:

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)
佐々木 俊尚
筑摩書房
¥939

パブーはこちら:

キュレーションの時代 キュレーションの時代
佐々木俊尚
700円

Tags: ebook

*1 「電子積読」がすでに10冊以上あるのよ

*2 おまけに禁則処理すら満足にしてなかったりするので、はっきり言って「本」としての作りはまだまだ相当ショボい。


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