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ただのにっき


2000-06-25(日)

 最近、ノイズが多いな、この日記。つーか、ノイズばっかし。

スポーツ観戦

 熱烈なサポーターであるかみさんに連れられて、コンサドーレ札幌の試合を見に平塚まで行く。14:00キックオフの試合なのに、なぜか3時間も前に競技場に着くスケジュール。開門までにもまだ1時間あるという……。サポーターという人種のやることは理解できん。かみさんも、普段は行列なんて大嫌いのくせに、こういうときは平気らしい。試合はまぁ、エキシビションの少年サッカーや女子サッカーも含めてなかなか面白かったのだが、チケット代をけちってサポーター席にしてしまったのは大失敗。試合開始から前のヤツらは立ちっぱなしだわ、鳴り物と声援で耳がガンガンするほどうるさいわで、とても試合を観戦する状況ではない。

 こないだ東京ドームのプロ野球で「球音を楽しむ日」と言って鳴り物応援禁止の日があったけど、ああいうのいいと思うんだよな。でもファンへのインタビューをTVでやってて、「応援した気がしない」とかぬかす若者がいてあきれた。サッカーのサポーターもそうだけど、どうも観戦よりも応援自体が目的化しちゃってるみたい。最近のコンサートもそうらしいよね。音楽を聴くよりも、騒いで踊るのが目的になっちゃってるから、1曲目から立ちっぱなしだとか。ジジイは体力的についていけん(笑)。

 おれなんて、スポーツ観戦つったら、プロの技をじっくり観賞する機会だと思ってるから、むしろ騒ぐと気が散っていやなんだけど(もちろん良いプレイには拍手するけど)、そういうのは流行らないのだろう。勝っても負けても大騒ぎの、自己満足が時代の流れか。

 そういえば、日本のPalmコミュニティには「一筆啓上運動」とか言って、フリーソフトウェアの作者にお礼のメールを書こうなんてムーブメントがあって、おれはかつて「勘弁してくれ」と言ったことがある。個人的にメール出してる暇があったら、他のことでコミュニティに貢献してもらった方がよっぽど嬉しいし、第一、お礼だけのメールを何本ももらったら、うるさいだけじゃん(笑)。でも、こういう意見は少数派らしい。いま受け入れられているのは、メールを出す方と受ける方の自己満足で完結してしまう、なんとも狭量な世界だ。こういうのって、コミュニティの可能性を狭める、ろくでもない方向性だと思うんだけどね。ジジイの愚痴かね。


2001-06-25(月)

Libretto L1

CygwinとTeraTermとRubyを入れた。やっと人間らしい環境になったぜ。Rubyは初めてActiveScriptRubyを入れてみた。せっかくMeなんだし。

しかし、一番つらいのがbashのウィンドウが狭いことだなー。なんでいつまでも80x25なんだろ。以前どこかで、telnetdを動かしてTeraTerm経由で使うなんて技を読んで、トライしてみようとしたけど、なにやら面倒で投げてしまったのだった。どうしようかなー。どっかに楽チンなtelnetdのパッケージないかしらん。Windows 2000にせぃ、という意見は却下ね。これ以上、MSに出資する気はないから。

HL:BS日誌

videoオプションをいろいろいじった。なんと(間抜けなことに)、3Dの設定をぜんぜんしていなかった。はやる気持ちを抑えられず、完璧に忘れていたらしい(笑)。

3DアクセラレータにはVoodoo2を挿してあるので、OpenGLを選択するも、動かんと言われる。遅まきながらREADMEを読むと、Voodoo3以前のカードはDirect3Dを選べとある。OpenGLを使えずして何のVoodooであろうか。つーか、いまどきVoodoo2を後生大事に使ってる方がおかしい。ちぇ。

Direct3Dを選んだら、ちゃんとライトがつくようになった。ふー、やれやれ。おまけに高解像度でサクサクと動くように(笑)。昨日の分もプレイしてしまって、早くも「ゲームは1日1時間」の誓いを破ってしまう。ダメじゃん。

今日はやっと人間の敵が登場。マグナムで脳天を打ち抜いてやる。がはは。操車場で科学者を一人救出してから、隠しルートを発見したところまで。武器はMP5、ロケットが増えた。

Cygwin

ebanさん、どうも。明日、時間があったらやってみます。今、必要最小限のツールしか入れてないんですよ、Cygwin。daemon系はいっさい入ってないので。

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eban [WinMeは使ったことないけど、MS-DOSプロンプトでinetd -dを 実行させとけばいけるはず。-dでfork..]

(ken) [はじめまして、cygwin ですが、rxvt もいいですよ。 私も TeraTerm と inetd で使ってました..]

Ryuzi Kambe [TeraTermPro,設定->端末で端末サイズ=ウインドウサイズで、ウインドウのサイズを変更してから設定->設定の..]

Ryuzi Kambe [勘違いしてたようです。cygwin上のbashの話ですね。]


2002-06-25(火) 6835歩

W杯: ドイツvs韓国

今日は間に合うように帰らないとなぁ。なんか、中2日あいただけでずいぶんサッカーを見てなかった気になってしまう。来月からどうしたらいいのやら。

とうぜんドイツ応援である。いや、例の疑惑云々は抜きにしても、韓国のプレイスタイルはあんまり好きじゃないし。と言ってもドイツも「どうだかなぁ」って感じなんだけど、やはりここはGKカーンの存在が大きい。チラベルトなきあと(←殺すなよ)、兄貴を求める層(?)の期待を一身に背負っているわけで、ヤツを見るためだけでも今日のゲームは見なくてはなるまい。

それにしてもカーンって、どうしてこうも粗野な一人称で翻訳されちゃうんだろう……。実はけっこう思慮深い話し方をするのではないかと予想してるのだが(インタビューは見たことないけど)。

ポータブル・オーディオ・プレイヤー考

こないだの続き。

通勤中にメールでPC Watchを読んでいて、20GBハードディスク内蔵のRioが出るというので興味を持った。ポイントは内蔵ソフトウェアで、プレイリストの自動作成時にいろいろな条件を指定できるらしいところ。なるほど、プレイヤー側のソフトが多機能になると、ちょっと視点が変わってくるな。

今までLinuxからファイル転送ができることを重要視していたのは、毎日2時間分のランダムなリストを生成して、それをコマンド一発で転送するためだった。つまり、PC側のインテリジェンスを期待していたからLinuxが必須だったわけで、プレイヤー側のインテリジェンスが上がってくれば話は違う。HDDを内蔵すれば転送は一度だけでいいからWindowsでも我慢できる。プレイリストの生成もプレイヤー側で多彩に選択できるなら、PC側はたんなるMP3エンコーダーに徹すればいいわけだ。

ま、この新型RioRiot、写真入りの記事を見てみたらあまりのデカさに即刻ボツを食らったわけだが(笑)、HDD内蔵のMP3プレイヤーは東芝も出したし、選択肢としてアリだと思った。まぁ、それならiPodでもいいじゃんと言えなくもないのだが。Windowsからも使えるらしいし。

もっとも、「シリコン」オーディオプレイヤーはゼロ・スピンドルというところも魅力だったわけで、それが1スピンドルになっちゃったらイマイチ面白くないと言えなくもない。あと、必然的に乾電池駆動じゃなくなっちゃうし。悩むな。

W杯: ドイツvs韓国(2)

わーい、ドイツ勝った〜。さすが兄貴。スーパーセーブの連続だったぜ(アメリカ戦ほどじゃなかったけど)。

韓国はさすがに疲れていたのか、動きが悪かったな。審判は十分にフェアだったし(さすがに今日のジャッジに文句はつくまい)、予想通りあまり見応えのない試合であったとも言えよう(笑)。いや、地味なチーム同士だったし、展開は予想がついたというか。ともかく、下品な韓国サポが横浜に来ないのが一番嬉しいよ……。連中は3位決定戦に行くに違いないからな。

それにしても、地上波の解説が武田(←史上もっとも暗い解説者)、スカパーの解説がセルジオ越後(←見ればわかることしか言わない)という究極の選択を迫られたのがつらかった。結局スカパーを選んだけど。セルジオ越後って、じっくり考える時間がある時はけっこういいこと言うんだけど、生実況みたいな環境だとちっとも気のきいたことを言えないので困る。

プロジェクトX

むむ。来週のプロジェクトXはCASIO QV-10ですよ!! 必見だだだっ。

おれ、QV-10が出たとき、すぐに買ったんだよねー。いまだにあのコンセプトを越えるデジカメは出てないよなぁ。あれほど使っていて楽しかったカメラはないよ。

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takeshi [「研究以外日誌」のtakeshiです。お手数ですが、アンテナのほうをhttp://takeshi.s1.xrea.c..]

ただただし [あい。修正完了。 ところでmod_gzipかかってますね。うちの会社からだと見えないんですよねー、gzipなサイトっ..]

きた [そうか.オレはカーンにチラベルト兄貴を求めていたのか.]

takeshi [mod_zipとかはサーバ側の設定だからしょうがないですよね。 修正ありがとうございました。]

ただただし [つーか、XREAって負荷を気にしてるくせにmod_gzip入れてるのねー、という矛盾を感じます(笑)]

なかだ [圧縮したやつをキャッシュしてるとか?]


2003-06-25(水)

昨日のbsfilter

spam 191通、フィルタ率100%、誤認識1通。なんだこの数は。

どうも、spc.gr.jp宛のアドレスを機械生成したのが大量に届いていたもよう。うちはぜんぶひとつのprocmailで受けて振り分けているので、存在しないアドレスもUser Unknownにならないんだよなー。問題あるなぁ。サーバを引っ越したら考えよう。

ruby 1.8.0 preview3

忙しくて手をつけられなかったが、やっと入手。とりあえずローカルに入れた。

% ruby -v
ruby 1.8.0 (2003-06-23) [i686-linux]

で、さっそくtDiaryを動かしてみると、わらわらとwarningが出るわけやね。これ、例のProc / Blockがらみの話かな。実はあのスレッド、ついていけなくて読み飛ばしていたのだが、まさか自分に影響があるとは……。

ようするに、こういうコードが問題らしい。

irb(main):001:0> def hoge( block = proc ) block.call end
=> nil
irb(main):002:0> hoge do 'fuga' end
(irb):1: warning: tried to create Proc object without a block
=> "fuga"

「block = proc」を「block = Proc::new」にすることで抑制できた……けど、これでいいのか?(汗)

というわけで、この修正でcommit済み。1.6.xでも動くと思う。

Gentoo

今日捕獲したtDiaryな日記より: Gentooやってるなかのさんつったら、GentooJPの中野さんですよねぇ……うひぃ。

馬が合えば常用する気は満々なんですが、なにせ一通りインストールしたあとrebootしたら立ち上がらなくなっちゃって(こればっか)。最初っから何も表示されないから、たぶんGRUBでミスったと思うんだけど。どうもGRUBとは相性が悪い。あんなに簡単設定なのに、なんで失敗するんだろう……つくづくインストール下手だな、おれ。

こんどLILOに変えてみようと思ってるけど、ちょっと忙しくなっちゃってディストロ遍歴は休止中。Celeron 2GHzは遊休状態であります(もったいない)。


2004-06-25(金)

健康診断

身長も、体重も、視力も血圧も、ここ数年つまらないくらいに変動がない。もしかしておれ、歳を取るのを忘れてるのかも。もしくは、白髪成分(って何)が加齢を吸収してるとか。

1Gバイトのメールボックスは必要か?

リード文に

しかし2社とも「容量だけ増やしても無意味」という点で共通。

とあったので、お、大容量に合った新しいユーザインタフェースでも作るのか? と期待したら、

スパム/ウイルスメール対策などGmailが手薄な分野に力を入れる。さらにメッセンジャーとの連動機能、スケジュール機能との連携など、自社Webサービスと連携できる利便性も強調していく。

だって。がっくし。そんなの、Gmailだって簡単に導入できるじゃん。

持ち歩ける音楽が数千曲のオーダーになったことで、iPodはまったく新しいインタフェースを搭載せざるを得なかった。同様に、メールをGBオーダーで溜め込めるようになったら、従来のインタフェースでは整理できない、だから……という流れにならないと、Gmailには太刀打ちできないんじゃないかねぇ。

「メニューは右」に関する考察

左から右に書く言語では、もっとも最初に注目されるのはページの左上だろう、だから、以下のいずれかの判断が必要になる、と認識していたんだけど。

  • コンテンツが真っ先に見えるようにサイドバーは右に置こう
  • メニューが真っ先に見えるようにサイドバーは左に置こう

#もちろん、アラビア語圏では右上が一番偉くなるに違いない。

左利きのおれから見ても、利き腕は関係ないと思う。まぁ、スクロールバーは左にあった方が嬉しいけど。マウスはまだしも、ペンデバイスだと特にそう感じる。

で、日記/ウェブログのようなコンテンツは、2ペインにするならサイドバーが右にあった方がいい事例だろうなぁ。3ペインは最悪だよね(笑)。じゃあなんでこの日記は左にサイドバーがあるのかというと、時おり混じる整形済みテキストが幅を取ることがあるため、サイドバーを右に置くと干渉しちゃうからなんだな。本当は右に置きたい。

キューティーハニー

今日で終わりだと、かみさんから急告があったので、慌てて観てきた。ふぅ〜、『KILL BILL Vol.2』の二の舞になるところだったぜ。

深読みの余地を完全に排除した、徹底的にわかりやすい話なのがすばらしい。マニアは引き付けないかも知れないが。やっぱね、『マトリックス』なんかがイマイチ好きになれないのは、こういう割りきりがないからなんだな。アニメを実写で撮るなら、ここまでヤレと。おまえら真面目すぎだと。

……なんて話はどうでもよくて、

  • サトエリは、ブス顔なのになんであんなにカワイイ?
  • ハニーの携帯の着メロ、ウルトラ警備隊の無線連絡の着信音(?)に聞こえた。あれ欲しい
  • やっぱミッチーはすごい
  • 市川実日子のメガネや良し。
  • 京本政樹は巨大化させてもらって嬉しかっただろう。でも一言もしゃべらなかった
本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]

Before...

ただただし [明後日は、tDiary 2.0の誕生日にもするつもりで鋭意作業中でござんす。]

えぐぞせ [Active!Mailは…あれはちょっと違うか。 # まぁ、いろんな意味で (^^;]

TrackBack [http://smbd.jp/diary/20040625.html#p06 徒然日記 [net]メニュー(サイドバ..]

shoma [この映画はどうでもよい部分を楽しむべきものじゃなでしょうか?獺祭とかセグウェイとか。超B級映画。]

ROVER [あれは科特隊の電話=キングギドラの鳴き声ですー>ハニーの電話。]

TrackBack [http://www.dennougedougakkai-ndd.org/~cielo/tdiary/?date=2..]


2005-06-25(土)

臼田・宇宙空間観測所

臼田64mとR1200GS 来ましたよ。

3年前、まさか一ヵ月後に盗まれることになるとは想像もしていなかったR1100RSで行ったのと、ほぼ同じコースで。ツーリングの詳細はふらっとツインにて。

パラボラは、真上を向いているとき(仰角90度)は「お休み」モードである。こういうときは主鏡の内側は見えないは、径の大きなディッシュの場合は副鏡まで見えないこともあり、パラボラ鑑賞者としては「ハズレ」である。いっぽう、一番フォトジェニックなのは仰角にして30〜40度くらいだろうか。

で、今日の臼田はというと、仰角80度程度という、休んでるわけじゃないけど見栄えは悪いという、ビミョーな状態。主鏡の内側なんてまったく見えねー。しくしく。でも、目的の「パラボラと愛車」は撮りましたよ。なにせ、他には誰も見学者がいなかったもんね。64m独り占め。パラボラをおかずにおにぎりを食べるという体験もしましたよ。

野辺山・宇宙電波観測所

お休み中の野辺山45m 貴婦人にもお会いしてきました。でも、今日の野辺山は全面的に「お休み」モードで、どのアンテナも真上を向くばかりであった。なんか運がないなー、今日は。

というわけで、今日はなんだか不完全燃焼だったよ。またリベンジに来てやる。

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reno(まだ) [高原は気持ち良さそうですね。また一ヵ月後に盗まれないようご注意下さいませ。]

なぎさっち [高校の部活の合宿で見学に行ったなぁ。中見せてもらったっけか。>臼田のパラボラ]


2006-06-25(日)

入門Wiki―みんなで投稿/編集できるWebの作りかた(竹添 直樹)

FreeStyleWiki作者のたけぞうさんによるWiki本。国内4冊目? 6/29発売予定で、まだAmazon入りしていない。なんでもtDiaryのテーマに関する記載があるとのことなので、献本していただいた。たった3ページなのに、ありがたいことです。こないだのtDiaryパーティでは、誰もテーマについて語らなかったことが話題になったが、こうやってtDiaryの外に広がったおかげで(おれが)イロイロ得するわけですよ!(笑)

丸々FSWiki解説本かと思っていたら、livedoor Wikiの使い方についてかなりの紙数を割いていたりして、網羅性も高い。もちろんFSWikiに関するページが1/3強を占めているわけだけど、ビジネスシーンに適用しやすい機能が豊富なFSWikiのこと、実用度も高そうだ。仕事でWikiを使ってみようかという層にはよさそう。

後半には運用に関する章もあり、2005年現在の状況に合わせてアップデートされた結城本といった感じ。なので、運用に関してもっと紙数を費やして欲しいという不満も同レベルなわけだが。そろそろ運用に重点を置いたWiki本が出てもいい頃だよなぁ。塚本さんあたりが書いていそうな気がするけど。

上であえて「2005年現在」と書いたのは、たぶん2006年以降のWikiはWiki記法をまったく使わない(Wetpaintみたいな? 使ったことないけど)方向に向かうだろうから。Wiki記法しか使えない/併用できるタイプの「第一世代Wiki」の時代はそろそろ終わりで、本書も第一世代を締めくくる本になるんじゃないだろうか。

Tags: book wiki
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

TrackBack [http://www3.vis.ne.jp/~asaki/p_diary/diary.cgi?Date=2006-0..]


2007-06-25(月)

レベル3 (異色作家短篇集)(ジャック フィニイ/Jack Finney/福島 正実)

ジャック・フィニイと言えば『ふりだしに戻る』くらいしか読んだことがなくて、その素敵過ぎるタイムマシンの設定に目をくらまされ、漠然と「ロマンチストが読む小説」というレッテルを貼っていたのだが。ロマンどころじゃねぇ、なんだこの妄想小説家は!

童貞男子の白昼夢ばかりを集めたような短編集である。もっと端的に言うと、エロゲからエロを抜くとこんな感じ? 登場人物は、誰もかれもが現実から逃避したがっていて、まさに逃避のきっかけになるちょっと不思議な出来事に出会い、実際に逃避に成功したり失敗したりする、そんな話のオンパレードだ。

それがいけないというわけではなく、SFやファンタジーが逃避文学と呼ばれ蔑まれていた時代に、高尚さを気取ることなく本当の逃避文学を書き続けた作者は偉いし、出版した方もすごい。これは、逃避文学の金字塔だ(←褒めすぎです)。

といいつつ、イチオシは妄想系じゃない「死人のポケットの中には」。高所恐怖症の気がある人にとっては、これ以上にない恐ろしい話になっている。オチの付け方もいい。

レベル3 (異色作家短篇集)
ジャック フィニイ/Jack Finney/福島 正実
早川書房
¥ 2,160

Tags: book

2008-06-25(水)

大阪日帰り

image 新幹線の中でネットにつながれば、いろいろ溜まった仕事をやっつけられるんだがなぁ。

ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫SF ク 8-5)(スティーヴン・グールド/公手 成幸)

こういう、ほとんど制約のないテレポーテーションを扱った話が、現代的なSFの範疇にないことは言うまでもないわけで、まぁ、ファンタジーだわな。でも面白かった。

この手の話では主人公はアホかマヌケと相場が決まっているものだが、この作品の主人公は読書好きでクレバー。だから、こんなに神懸ったテレポーテーション能力を身につけても、慎重で、ミスをほとんど犯さないし、贅沢と言ってもたかが知れてるレベル。読んでいて「おれだったらこんな馬鹿げた失敗はしない!」と憤ることもない。

アホな主人公なら、傲慢になったあげくにしっぺ返しを食らうのが常道だが、この主人公にはぜんぜん別の方向から不幸が降りかかって、それを解消するために能力を使わざるを得なくなる。説得力があるし、感情移入できる。上手い。

いちおう派手なアクションはあるものの、社会的には小さな変化をもたらすだけの結末は、実は主人公の心には大きな変化となっている。よいジュヴナイルはこうでなきゃいけねぇ。ちょっと前に映画化されたけど(もうDVDになってるのかな)、たぶん原作にあるような味わいは皆無になってるんだろうな。

ジャンパー 上 (ハヤカワ文庫SF ク 8-5)
スティーヴン・グールド/公手 成幸
早川書房
(no price)

ジャンパー 下 (ハヤカワ文庫 SF ク 8-6)
スティーヴン・グールド/公手 成幸
早川書房
(no price)

Tags: book
本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

なかむら(う) [先日、イーモバイルで、品川~新大阪間で乗車中にping流しっぱなしにしたところ、パケットロス率は7%でした。 という..]

ただただし [やっぱイーモバが最適解ですよねぇぇぇ。うーん、うーん、予算がなぁ……。]

なかむら(う) [EMチャージという、基本料なしで従量制or1日定額or7日定額で使える契約があるので、普段全然使わないけどたまに1日..]

woods [来年の3月ぐらいには無線LANでつながるらしいです。 http://internet.watch.impress...]

ただただし [昨日乗ったN700では、列車内のアクセスポイントが複数見えていましたよ。準備中なんでしょうね。 でもNTT系は契約し..]


2009-06-25(木)

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)(伊藤 計劃)

今ごろ読んだのかよ的でアレだけど、読んで良かったものは書き残しておくことにしてるので。

人の体内で健康状態を監視するナノマシン(?)のおかげで病気が駆逐された未来のユートピア。ということは言うまでもなくディストピアなわけだが、そうくると登場するのは「昔を懐かしむ年寄り」か、「新しい変化を渇望する若者」のどっちかと相場が決まっている。しかし、この作品でまず登場するのは「昔を懐かしむ少女」である。

そんな典型的なような、そうでないようなディストピアものとして話は進むが、イマドキのディストピア小説がそのままオチるわけもなく、少女たちが大人になる中盤以降、とんでもないテロ事件によって急展開を始めてがぜん面白くなる。……で、結末はまたひどいユートピア(当然これまたディストピア……とも言い切れない)になるわけだけど、うーん、途中をうまくまとめられない。まぁ、読んでください。日本SF界が長らく渇望していた本格派新人作家の(最後の)長編なのだから。

以下駄文。

ここんとこ、『アッチェレランド』『レインボーズ・エンド』、そしてこの『ハーモニー』と読み続けて、(発表年はばらつくものの)どれも相当にITが進化した<プレ・シンギュラリティ>の様子を描いているのが面白かった。やっぱひとつの潮流とみていいんだろうなぁ、<シンギュラリティ>。しかも、どの作品も単なるSFガジェットとして扱っていない点に好感。

ただ、前の2作と『ハーモニー』はちょっと違っていて、『ハーモニー』においては人々にセキュリティ意識がほとんどない。前の2作は徹底して「自分の身は自分で守る」というポリシーが貫かれていたように思うが、『ハーモニー』にはそんな雰囲気は微塵もない。なんとなく安全だろうという「空気」によってみんなが安心しきっている社会を描いているのだけど、自分の安全がテクノロジーによって日夜脅かされている「今」の延長線上に、そんな未来はあるのだろうか?

これは日本で書かれたからかも知れないな、アメリカ人が自分の安全をコントロールする権利を手放すような社会を描くわけないじゃん。……とか書いたとたんに反例をいくつも思いついたので、あながち『ハーモニー』的な未来もあるのかも知れんね。人間、何するかわからんし。

もっとも『ハーモニー』で描かれるITは、ちょっとバランスが悪いのは確か。常にオンラインにあるのに、当たり前のように集合型詰め込み教育が残っていたり、その場で「ググる」描写が非常に少なかったり。このあたりはちょっとリアリティないと思った。『レインボーズ・エンド』を読んだ直後だけによけい感じる。

Tags: book

2010-06-25(金)

W杯: 日本 3-1 デンマーク

翌日に人間ドックの予約を入れてしまったため21時以降飲食禁止という状況で、3:30KOの試合なんて見ていたら空腹で死んでしまうのが目に見えていたため、今日の試合、生視聴は泣く泣くパス。で、その後遅くまで残業しているのでビデオもまだ見てないという。

いやまぁ、それにしても予選リーグ突破はめでたい。(10番の)中村さえ出さなければ勝てるんだよ! あと、決勝トーナメントでも勝ちたかったら(14番の)中村を出した方がいいよ、岡ちゃん!

Tags: worldcup

2011-06-25(土)

「緑のカーテン」を作るぞ(4) - 支柱を立てる

[写真]支柱を這い登る夕顔

プランターに植え替えたときはやっと双葉が生えそろったところだったので甘くみていたんだけど、その後あっというまに成長して、水曜にはプランターの後ろにある隣家との境界にある金網を這い登り始めてしまった。あわてて手持ちの支柱を立ててまわったものの、数が足らないので、買い足さないと……。

これだけ成長がはやいなら、カーテンになって日差しを遮ってくれるようになるのもすぐじゃないかと期待してしまうけど、梅雨の方も待っていてくれるわけでもなく、ここ数日は真夏のような暑さが続いているのだった。時間との競争だなぁ。

Tags: gardening

グスタフ、そろそろ大台

[写真]太ってるように見えるグスタフ

グスタフと散歩をしていたら、通りがかりの女性に「わぁ、かわいい犬……いや猫!? でか!」って言われました。体重計に乗せてみたらついに6.8kg。この体重計の分解能は200gなので、もう7kgの大台まですぐそこだよ!

最近は、ちょっと目を離すとグスタフはドーラの、ドーラはグスタフの餌を食べたがるものだから困る。グスタフにはダイエット用の「ライト」を与えているから、交換されるとグスタフはさらに大きく、ドーラはちっとも大きくなれず、ということになる。交換してるのを見つけたら即刻入れ替えているのだけど、ずっと見張っているわけにはいかないからなかなか難しい。

別々の場所で食べさせるスタイルにも挑戦したけれど、どっちにしろ相手の食べ残しを食べてしまうのであんまり意味がないような気がする。そろそろ成長を止めてくれないと困るんだけどなぁ。

Tags: gustav
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ogijun [えー、でかいほうがかわいいのにー。♂なら8kgくらいあってもいい。]

ただただし [でかさとかわいさの間に相関関係はないと思うぞw 窓から腹の上に飛び降りてきたりするんだぜ。8kgもあったら命が危ない..]


2012-06-25(月)

Kindle4にフリーの英和辞書を入れてみた

公開されたのは2ヶ月以上も前のことだが、つい最近Kindle用のフリーの英和辞書というものの存在を知る。プリンストン大学のWordNetプロジェクトの成果を利用したものだそうだ。なんというすばらしい仕事!

で、wordnet-ja.prcをダウンロードしてきて、ついいつもの癖でSendToKindleを使って送ってみたのだが、辞書の一覧に現れない。あらためてUSBケーブルで接続してdocumentsディレクトリの下にコピーしてみたら、こんどは見えた。ネットで送らない方がよさそうだ。

SettingsメニューからDictionariesに入るとこんな感じになっているのが確認できると思う(おれのKindleはデフォルトの辞書を消してしまったので普通はこうじゃないかも知れない):

[スクリーンショット]辞書選択画面

これで英語のドキュメントを開き、カーソルキーでキャレットを移動すると、その場所にある英単語の日本語訳が下の方にポップアップする*1:

[スクリーンショット]Kindle User's Guideで辞書を引いているの図

あんまり英語の文書を読む機会はないけど、これならだいぶはかどりそうだ。というか、ようやくKindleの本領を発揮させられることができたぜ。

Tags: kindle

*1 これに限れば、目的の単語を直接指定できるKindle Touchの方が使いやすい。いや、買いませんよ。


2014-06-25(水)

W杯: 日本 1-4 コロンビア → 予選リーグ敗退

コートジボワール戦は見たけど、次のギリシア戦はもろに通勤時刻にかぶってしまってまったく見られず。予選リーグ最後のコロンビア戦は朝5時からなので、極端に早起きすることもなく、それでいて最後まで観ていても時間通りに出社できる絶好のタイミング。

とはいえ結果にはあまり期待してなかったし、最終的には最下位だったのも納得の内容だからあんまり落ち込んだり(逆にギャーギャー騒いだり)することもなく。だいたい、大久保を選んでおきながら、大久保をもっとも上手く操縦できるアムロじゃなくてケンゴを一緒に選ばなかった時点でねー。

試合自体は、前半よく走って得点もできたし悪くない(走らされたので後半息切れ?)。PKを与えてしまった今野が、それでも萎縮することなくその後も果敢に削り続けていたのも感動した。長友、岡崎も良かったな。

8年前ないし4年前から進歩してないじゃないかという意見もあるようだけど、海外移籍してもすぐに出戻ってくるようなことは減ったし、それなりに継続して成果を上げている選手もいるんだから、全体として実力は増してると思うよ。ただ、ワールドカップでは当たる相手がぜんぶ自分たちより強いのに、その相手に急造チームとしてどう戦うかというメソッドがなかったと思うし、それは監督を含めたスタッフの責任だと思う。一番責任が重いのは「実力で上回る本気の相手」との練習機会を十分に作れなかった協会だろうよ。楽な相手とばかりやってたら、そりゃいつでも「自分たちのサッカー」とやらができると選手が錯覚するのもあたりまえだろう。というのはだいたいセルジオ越後の受け売りだけど。

あと毎回言ってるけど、日本中がサッカーに注目してるこのチャンスにJリーグの宣伝をしないの、ほんとビジネス感覚ないと思うんだけど、なんでですかね。


2015-06-25(木)

tDiary: ツッコミをPushbulletで通知するようにした

日記を移設*1してから、しばらくツッコミメールが未対応だったんだけど、IDCFクラウドはSendGridが無料で使えるので、ありがたく使わせてもらうことに。

HerokuでもSendGridプラグインを使っていたので、そのIDとパスワードが入っていた環境変数に、新たに(IDCFクラウド用に)作ったアカウント*2のID/パスワードを指定するだけでスムーズに移行できた。とはいえ生パスワードというのもキモチワルイから、WebAPIを使うようにすべきなのかもなぁ。

でもなー、これもただの通知だし、別にメールじゃなくていいよな。ということでこないだ使ったPushbullet通知を応用してtDiary用のプラグインを書いた。メール通知用の各種プラグイン(comment_mail-*.rb)の代わりに有効にして、Access Tokenを指定するだけで、メールの代わりにPushbulletで通知してくれるようになる。メールよりはるかに即時性があって良い良い。

*1 DNSを変更してからしばらくfeedが404になっていたので更新通知が流れてなかった orz

*2 なんと驚いたことに人力(?)の審査があった。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

zunda [Yo!もありますYo! https://github.com/tdiary/tdiary-contrib/blob/..]

ただただし [thumbsup (↑絵文字はじめて使った)]

ただただし [そして thumbsup の alias である +1 が404になっている件……]


2016-06-25(土)

川崎 2-0 大宮@等々力陸上競技場

[写真]大入り満員の2万6千人

前節、アウェイで福岡に引き分けてしまって、裏で勝った鹿島に首位を奪われての1stステージ最終節。あー、もう、鹿島がこんな大事な試合でホームで福岡に負けるなんて、万に一つもないじゃん!! ……いやまぁ、万に一つくらいはあるかも知れないので、とんかつ弁当にしたけどさ(意味ない)。

[写真]和光のとんかつ弁当

そんなわけで、うちも鹿島も順当に勝って、またもや銀メダルを増やすことになったのでした。ま、CSに出るチャンスはまだまだあるので、切り替えて行こう(ちょっと暗め)。ポジティブなことを書いておくならば、大塚とケンゴのゴールはどっちもビューティフルだった。毎試合こういうのを観たいもんだ。

そういや、川島が帰国してるついでに等々力に来たということで挨拶していたけど*1、彼が着ていたのがこんど発売になる宇宙服ユニフォームで、紹介されてるときは「いいかも」って思ったけど、胸に星が派手にビカビカしていて品がない。上下のグラデはいいから、もうちょっとシックにして欲しかったなぁ。またユニを買うチャンスを失ったか(これ書いてる時点ですでに売り切れてるけど)。

Tags: frontale

*1 こういう出てっちゃった選手にも優しいのは川崎のいいところだと思う。今節の大宮にも菊地とかいるけど、選手紹介でどっちの席からも拍手が沸くもんね。


2017-06-25(日)

パレスホテル東京でアフタヌーンティー

アフタヌーンティー上半分

恒例の誕生日アフタヌーンティー、今年はパレスホテル東京のラウンジバーにて。誕生日は2日後だけど。

構成的にはオーソドックスなハイティーだけど、よくみるとスコーンがないとか、ブリティッシュ的なこだわりのあまりない「うちが出せる最高に美味しいスイーツを揃えました」みたいな感じで良かった。マカロンってなんであんなに流行ったんだろうと思う程度には好みじゃなかったんだけど、今日のは小さくてパサついてなかったので美味かった。錫の皿も変わった雰囲気で良い。

分量も多すぎず少なすぎず、でもお茶はお代わり自由だったので十分に満腹。あ、でもお茶はポットになみなみと来るので、あまり種類は試せなかったな。トラディショナルな紅茶はアッサム、セイロン、ダージリンの3種類しかなかったけど。

マロンシャンティイ他

上の写真の手前、マロンシャンティイ、いわゆるモンブランの内外が逆転したような作りのケーキ(つまり内側が栗、外側がクリーム)で、スポンジ地がないから純度高めですごく好みだった。ググってみたらここの名物っぽい。また食べたい。あとはパテ・ド・カンパーニュのミニバーガーも美味かった。


2019-06-25(火)

OSS Gateふりかえり

開催をすっかり忘れていておよそ半年ぶりになってしまったOSS Gateのふりかえり、今回の会場はZOZOテクノロジーズなので、これはひさびさに自転車で行けそう!

自分の軽装化が進んでいるのでバッグを入れるカゴのサイズを気にしなくてよくなったのはいいが、ナビを固定するホルダを忘れてダメダメだ。音声だけでなんとかたどり着いた渋谷のポートはなんと、住宅展示場の中だった。面白いところに作るなぁ。

[写真]渋谷TBSハウジングのポート

少し時間があったので軽く食べておこうと思い、コメダの宮益坂上店へ。おれの知ってるコメダとちょっと違って、タブレットで注文できたり、宮益坂サンドなんていう特別メニューがある。都会だなぁ(違)。

[写真]コメダのおひとりさま席

ZOZOテクノロジーズの写真は撮りそこねた。入り口を入ると眼の前に有名な金魚鉢会議室がドドーンとあって(→参考記事)、帰る前に中を見せてもらったけど、壁際で声をだすとものすごく反響して会話もままならないけど、ちゃんと席についてだと普通に会話できる。天井に潜んだAlexaに命令してプロジェクタのスクリーンを出し入れできるのが面白かった。ここでワークショップができたらいいなぁ(と言ったら了承されたので近いうちに実現しそう)。

ふりかえりは大阪・広島を加えた3拠点でおこなった。Projectはこちら

広島でのワークショップは未開催なんだけど、今後やりたいとのことで参加してくれた。この半年で2回ワークショップを開催した福岡を加えられなかったのが残念。例によって、東京と他の地域では問題がだいぶ違うところにあって、手法を共有できないこともあるのが悩ましい。東京は誘惑が多すぎて、とにかくサポーターを集められないのが最大の課題だ。しかもこれといっていい解決策がない。ううむ。

Tags: ossgate

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